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*森ノ中ノ燈台小屋カラ*

Singer Songwriter 矢武久実の日記

Prosit Neujahr 2019 ! &公演予告PV航海

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2019年明けましておめでとうございます。

今年は年賀状を書くスイッチが遅かったので
(何せ、クリスマスが終わってからシュトレンを何とか作り始め、今日から食べ始めるというズレ具合)
まだ友人達の手元には届いていないかと思われます。


11月、合唱伴奏でお世話になった学校の、銀杏並木が本当に素晴らしく。
この時、久々に社会復帰したような(苦笑)それでいて学校、という不思議な環境と、
人前での演奏が終わり、ほっとした時に見上げた空でした。
本当は、空は青空だったけれど、光もまぶしくて光量メインで撮影(by新スマホ)
黄色一色、は、自分では本当に珍しいですが、
過去とかぶらずにやろうと思うと段々こういうことになりますね。





さて、予告していた動画航海です。




Twitterも早速フォローしてくださったりありがとうございます。
米津さんと欅坂について呟きましたが、
石川さゆりと布袋さんと和楽器のコラボが音楽的には一番面白かった。
米津の「よ」の字もブログで書かなかったのに(苦笑)
このレベルの話題を出してしまうと、人間性が疑われる(カオス)のではという恐怖があるため、
普段とてもセーブしています。
それが、【イメージ作りをしている】と誤解されたら厭だなと思いつつも表出されているのはその通りなので、何も言わずに来たのですが、
言うのも言わないのもどっちみち上手く伝わらないなら同じで、
うだうだ考えず、見えない相手を意識せず、届ける意識と誠意は持って、心が求める方を選んでいきたいです。


どうぞ、今年もよろしくお願い致します。



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友人知人皆さまへ

         DSC_0040 (2)



8月以降ご無沙汰してしまいました。
その間、気にかけて下さった方がいらっしゃったら、
本当に申し訳なくも有難く思っています。

何も呟けない日々のなか、
これまで以上に正直であろうことは自分に誓いました。
ちょっと長くなるのですが、2018年最後の投稿として、
また、いくつかお知らせがあるので、
うまく読み飛ばして最後までご覧頂けたら幸いです。




*体調不良に関して

これまでも何度かぼんやり呟いていたのですが、
それに伴い精神的に落ちる事が多く、
夏以降は友人知人の誰一人とも連絡が出来ませんでした。

そしてあらためて、自分という人間のことを見つめていました。
どうしてこんなに生きることが下手なのか、
子どもの頃から、いわゆる「自分探し」をする人間ではあったので、
それ自体は好き(必要)な行為なのですが、
20歳の頃、「あぁ、これは一生探し続けることになる、自分に答えは無い」
という結論を出したものの、再びそれが降りかかってくるような自分が顔を出していました。
自信、
を無くしていたのだと思います。


この一年はそこに頭痛や微熱が伴わないライブはありませんでした。
そんななか、ご来場くださった方には本当に、本当に感謝しています。
ありがとうございました。


好きでやりたくてやっているのに苦しい、
という二律背反は音楽活動を始めた時点で覚悟をしていた事ではあるのに、
あまりにも「苦しい」ことに振り切って、
何のためにやっているのか、と問われたら、
自分のため、とか、
聴いてくれる人のため、
ということでは答えられない場所に自分が来てしまった、と気付きました。

5月のレコ発関連が最後の引き金だったように感じます。
自分が死んだ音が聴こえました。
自分が殺めたのだとも判りました。



以降、夏の間は上昇下降を繰り返し、
情緒不安定なライブを披露したやもしれませんが、
2012年プロデューサーの訃報直後ライブ以来の窮地な情況でした(苦笑)今だから笑える。


そして、
11月からゆっくり浮上し、
12月に入ってからは大きな体調不良もなく、
特にこの2週間は当社比とてもアクティブ。
周囲にインフル患者がいるので、私もまだ潜伏期間が年明けまで油断ならないのですが、
元気な自分に驚きつつ、1か月を切った単独公演への制作にエンジンを掛けています。






*友人知人の皆さま

こちらで私信を失礼します。
メッセージやメールに返信・開封すらできていないものが溜まってしまいました。
少しずつ返していきますので、もう少しご容赦ください。謝罪の嵐で参上します。

そして、夏の盛り、体調に合わせるように6年半使ったスマホが故障し、
データが全消失しました。
(バックアップを取っていなかった私が全面的に悪い)

昨今は携帯が無くても、
LINEだのメッセンジャーだの何らかの方法で、
連絡が取りあえる状況ではありますが、
携帯でしかやりとりが出来ない人に私から連絡する術がなくなってしまいました。

SNSでつながっておらず、一方的にこのブログを読んでくれている人がいるとはあまり思えないのですが(苦笑)
私の携帯アドレスは、10年以上変わっておりませんので、
ご一報頂けたら嬉しいです。


余談:
機種変更を担当してくれた窓口のお姉さま(多分年下)に、
「使用歴6年半、なんていう数字は……滅多に見ないですね」と感想頂く。
冷静に捉えたかったけど、
(あ……この人あり得ないって思われたな。
でも滅多にいない人が世の中には実は結構いてその証明のために自分はいるのです)
と心の中で主張。
故障という顛末で偉ぶる身分ではない事に気付いていない己。







*2019年1月26日 箱庭音楽劇場単独公演について

さて、正直に吐露しますと、
11月の情況では中止という言葉が過ぎっていました。

自分で課した挑戦に向かえる精神も体力も自信もありません。
それどころか人との交流を絶ってしまって、誰が観に来てくれるのか、という不安も理由にしようとしていました。
12月に入ってようやく色々な些細な事が楽になり、
落ちていた間にインプットした情報や思いや何やらが、
外に向かえるようになってきました。

…何てギリギリなんだろう、場合によっては全然もう間に合っていないのかもしれないけれど、
「来てください」
と、お誘いできるまでにやっとなりました。

という訳で少し前からHPではすでに詳細を発表していたのですが、
こちらにあらためて。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2019/01/26(Sat)@GRAPES KITASANDO(北参道・代々木)

GRAPES KITASANDO 3rd Anniversary 箱庭音楽劇場単独公演
『Wunderkammer~グラウ博士の驚異の部屋~』


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◆18:30 / 19:00 Open / Start
◆【出演】矢武久実
◆【Ticket】¥3,000(+来場特典&1ドリンク&1スナック¥1,000)
◆【ご予約】Yatake Kumi Official Website または、GRAPES(Tel:03-6447-0160)まで

【来場特典】
①冊子『【黄昏通信】『Wunderkammer~グラウ博士の驚異の部屋~』』(発行:箱庭音楽劇場)
<収録内容>
・本日の箱庭案内目録
・黄昏ペンギンによる本公演の見どころ、豆知識
・これまで公演された箱庭案内
・Shokolaとかおるの突撃箱庭工房レポート……etc

②GRAPES3周年記念オリジナルコースター

*GRAPES KITASANDO
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-11 ニューベリー千駄ヶ谷1F
・Tell / Fax:03-6447-0160 / 03-6447-0161
・営業時間 LUNCH 11:30~16:00(L.O.) / DINNER & LIVE 18:00~21:00(L.O.) / BAR 21:00~MIDNIGHT


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


HPの方であらためてご挨拶と意気込みを述べておりますので、
興味ある方はご覧ください。








*Twitter始めます

何を今更と言いつつ、何年もずっと検討が続いた結果の今です。
アカウントは2010年に取得していたのですが、
全く呟かず(趣味・知識の情報摂取ツールとして利用)、
そもそも呟く、というのが自分には無理だ、と思って
このブログとfacebookに主に存在していた訳です。

ただ、そのどちらもあまり居座れなくなってしまい、
ブログに関しては、大事にするあまり書けない、という本末転倒虫。
携帯のデータ消失も所以。
しかしネタは溜まっていく一方。(ネタって何)


という訳で、呟いたことのない私が悪戦苦闘する様と、
割と本当に日常のこと、
たとえば近々だと、紅白歌合戦で楽しみなアーティスト、とか(そんな事を誰が知りたいのかという事は置いておいて)
自分に正直に参りたいと思います。結果、どうか人格を疑われませんように(祈)
たまに、くまとかペンギンも呟きにくると思います。
アカウントをお持ちの方は、フォローをどうぞよろしくお願いします。

https://twitter.com/KumiYatake





さて。

4か月分を取り戻す如く、書いて参りましたが、
ここまで読んで下さった皆様には来年絶対に良い事があって欲しい。
本当にありがとうございます。

そして、2018年、
関わって下さったすべての方に、
感謝と拭えない申し訳なさがありますが、
今、
こうしてブログを書けていることが、
本当に有難く、
嬉しく、
背筋を正される思いです。


そして、
いつでもやはり音楽に助けられました。


音返しの旅、再び。



という訳で、暗めなテンションは今日で終わり、
年明けに動画を航海するので、
またすぐ更新に参ります。


よいお年をお迎えください*
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*2019年1月26日(土・夜) 箱庭音楽劇場 本公演 決定!

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タイトルの詳細はヒトマズ、
昨日は久し振りの箱庭音楽劇場をお届けしました。


様々ご感想頂き、
これまでとは違う種類の、満ち足りた気持ちで帰路につきました。

私も先月の丸裸Live(語弊があるな…)から一転、
この数か月の苦しみの果てに生まれた自分が喜ぶことだけをしよう、と、
気にしがちな他者は一切考えず(というのはまだまだ簡単には出来ませんでしたが)
結果、選曲が暗めだったことに苦笑しつつも、
先人たちの詩(R.M.Rilke, Paul Eluard, Eduard Mörike)を借りて、
直前で突発で生まれた物語(自分は天才なんじゃないかと思った←表現者には大事な思い込み)で、
35分になんとか押し込めました。






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選曲がすべて決まってから、
残りの時間を見て、物語を作った結果なので、
新曲がまさかあんな長さにならなければ、
急ぎ足になってしまった物語がもう少し実のあるものに出来たのに、
という反省点もありつつ。



*【箱庭音楽劇場公演 『箱庭―深海ノ森ニ眠ル―』】*

1.Opening
2.『water waltz』
3.『Sein』
4.『Yu sontie ~輪廻~』
5.『sleeping in the deep sea forest』(新曲)




箱庭の物語としては、
時系列ではかなり昔(旅人がまだ旅を始めて間もない頃)の内容でした。



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「私」の前で歌うワタクシ。

映像に映っている歌詞と、歌っている歌詞が違ったので、
そういう演出なのか、と褒めて下さったお客様がいたのですが(その感性に感服)
単純に間違えました。
実は同じ箇所をよく間違えるので、
本番前にも確認したのにも関わらず、間違えました。

偶にそういうことが起きるのですが、
もうそういう時は、その時の私はそう歌いたかったのだな、と、
覚えにくい歌詞を書いた人の責任もちょっとあるんじゃないですか、
とクレームを出しつつ、反省。






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Yu sontieの映像も作りました。
盛り込みすぎて、制作中PCが追い付いてくれなくなりつつ、何とか。
この映像はもうちょっと作り直していくと思います。


今回、ピアノに触れたのが『water waltz』とこの曲のみだったので、
もうそれはそれは、全力でYu sontieは弾きました。
しかも、少しfacebookに呟いていたのですが、
数日前までミニアコーディオンを使用するつもりでいたので、
ピアノの練習はほとんどできず、
加えて先週、左手の人差し指を包丁でぱっくりやってしまったので、
多少の弾きづらさはあったのですが、
小指と親指に頑張って頂きました、楽しかった。


そして楽しかったといえば、
台風が迫る中、ご来場頂けて有難かったです。
この曲の演奏中に、ふと外の景色が目に入り、
風雨に暴れる木々を見て、
生きている自然の力を感じ、
生命力を歌うこの曲を後押ししてくれている気持ちになって、
その瞬間から私は笑って歌っていたと思います。

GRAPESという会場の良い所。




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最後に今回の課題曲。

共演の皆さんが書いてきた【夏は夜】の曲それぞれも面白く、
皆さん、同じように悩んで作ったのだろうな、という共感が嬉しくもありました。


『sleeping in the deep sea forest』

ピアノでは表現できない曲なので、事前にオケ制作。
といっても、音もヴォーカルも即興、
Liveもそれに合わせて即興で歌いました。
映像も前日思いついて撮影しました。
自分は天才なんじゃないk(略)

そしてこの曲、10分弱ありまして過去最長。
聴きながら眠って頂けたら本望。
現にこの数日、私は飽きもせずこの音源を聴けていて、自分の曲とは思えない現象です。


新路線、
のように言ってくださった方もいたのですが、
私の中では、ずっと柱の一つにあり封印していたものでした。
(ジャンルでいうと、ヒーリング・アンビエント・チルアウト系)

歌詞が無い(造語)というのも、
弾き語りの師匠からは「それは逃げ」だと言われてきたのですが(苦笑、もう10年くらい前の話)
今の私は私の理論で師匠を説得できるので、作りました。
そして、師匠は師匠でやっぱり「逃げだよー」と言うのだと思う。(大先輩なのに20代のように若い師匠)


この新曲や、ライブ全体を通して、
聴いてくださった方々の感想が様々で本当に興味深く嬉しかったです。
ありがとうございました*





さて、タイトルの詳細です。

次のLiveはまとまって実のあるものを作ろう、と思っていたので、
しばらく活動はできない、という情況で今回のLiveをお届けしました。
(コラボユニットやHP物販などはありそうな予感です)


いつかこんなLiveがやれたら、
という音楽を始めた最初の頃の自分の目標すら、
私はまだ叶えられていません。

叶えられない理由はいくつかありました。
が、それを承知で、
会場であるGRAPESの店長さんは快諾してくれました。
本当に有難いことです。
今度こそ、それに報いなければ。




来年、1月26日、会場はGRAPES KITASANDO、
土曜の夜に箱庭音楽劇場のワンマンライブをやらせて頂きます。


私の中では大変な挑戦です。
先ず土日の夜にLiveが出来ることが貴重で、
ワンマンとしては、2016年のレコ発に次いで二度目ですが、
心意気としては、やっと初めてちゃんと箱庭が出来る、という思いと、
その際に織り込みたかったあれこれをなるべく叶えよう、と思ったら、
もう段違いでハードルが高いものです。

詳細などは今後も追々お知らせしていきますので、
是非、1月26日の夜の予定を押さえてください、と、
遠方の方も是非、
と今からお伝えしておきます。



いつか、
は、今。

進みます。


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目覚めよと呼ぶ声が聞こえ

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         (アメジスト、フローライト、ラピスラズリ)




Liveまで1週間なのに、まだ曲を書く気にならない(豪語して良いのか)


提示されたテーマは【夜】。


今回或る意味初めて【作曲依頼】をされているようなもので、
やってやろう気にもなって、日々、頭の中で時々構想を練ってはいるものの、
自分の中の、【書く気になる】までは至っていない。


この、
【日々の中で練っている】(アンテナを張っている、ともいえる)
時間が、どんな職業であれ共通して重要らしく、
その土台があればこそ、
いわゆる【降りてきた】とか、【書かされた】とかいう、
土壇場の即興現象につながる。

意識的でも無意識でも、
生きている間中が創作している時間。







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(@代々木ヴィレッジ)



こんな悠長に書いているけれど、
年に一度のピアノインストCD配布の制作も並行、
上記の課題曲以外でも、
私は新曲を書くつもりでいるらしい、(が、これは気持ちだけで追いつかない可能性大)

Live中に投影する映像の手直しと、
新たに作っているものは、ネタ切れという己の限界に嫌気がさしちょっと保留。
(それを現実逃避という)

私のLiveでは初披露の楽器も絶対事項なのに、
7月のLiveでできなかったのは、準備不足とアレンジがしっくりこなかったためで、
ちょっと時間を置いた今なら出来るはず。
(はず?)





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(限定らしい戴きもの。チェブ要素は包装のみ)




久し振りの箱庭音楽劇場、と考えると、
あれやこれや、やりたいこともあるのだけれど、
何故やらなくなったのかといえば、
35分じゃ短すぎる、と気付いたからでもあった。

ということを忘れていた。


いま、悩んでいるのは、
その貴重な持ち時間を使ってOpeningを掛けるかどうか。
楽曲制作の知識もままならない頃に作った音源で、
Live初期(2010年)毎回のLiveで流していたため、
どうにもあの緊張感というか、ステージに出なければならないストレスが甦る。

そう思って、2015年の箱庭依頼聴いていないのだけど、
そのとき手直ししたらしい(というかその都度手を加えている)ver.が一番まともだろうから、
今、聴いてみて採用するかどうか考えてみよう。



(清聴)




……あぁぁぁぁ...
(お察しください)




いやいや、今の私は幾つかの手段で乗り越えられそうだ。
そのために、やはり手直しするけれど(笑、毎回それを繰り返しているだけでは)
箱庭音楽劇場の始まりとして自分が採用した判断に間違いはなかった、
と今も思えることが幸せだ。




……しかし作業が増えてしまった。





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(7/10のLiveにて友人より。Danke!)



話は逸れるが、
人間と機械がシンクロする説を偉い人に立証して頂きたい。


体調が崩れると、PCも不調になる傾向にある。
いま現在は、スマートフォンの暴走が恐恐としつつもちょっと面白いことになっている。

ただの私の管理不足であったり、古い機種を酷使しているからだ、という
物理的な原因で解明されてしまいそうではあるのだけれど。


問題はタイミングなのだ。

タイミングは専ら最近の関心ごと。
というか、向こうからやってきている。

まるで私に、学べ、と言わんばかりに、
向こうから色々やってきていて、
意味は分からないけど、とりあえず受け取る。
意味が分からないので、考える。苦しむ。
タイミングが来て、やっと解る。


そのことに関して、
ちょっとスピリチュアル寄りの表現だけれど、
私が腑に落ちたのは、
【天使のメッセージを受け取っている】
行為らしい。


守られている人は、受け取りやすいらしい。
向こうから一生懸命【気付いて】と発信していることだから、
むしろ、受け取らないといけない。



散歩をしていて、
ふと、今まで入ったことのない路地に入ってみたくなったり、
今まで興味のなかった作家の作品を、
流行とは違うベクトルで、短い期間に何度も耳にしたり、
何か気になる、何故か調べたい、
いまそれが出来る環境にある、

という、頭の自分がまだ理解できていないのに行動に起こせる原動力は、
何かからのメッセージ、
と考えると、面白い。

心の声、
と言った人もいたけれど、
その時点での自分が理解できていないという点で、
天使(なんでも良いけど、外にあるもの)は、しっくりくる。



そんな訳で私のスマートフォンが愉快な暴走をしているのも、
天使からのメッセージ……(いや、単に古いことには違いない)
何を学べと……(買い替えろ、ということでは)




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(人生初のチョコミントタルト。旨し)



暫く、以前のような【徒然】カテゴリの投稿が出来ておらず、告知ばかりだったので、
ニュートラルな日記をお届け。

7月は当社比、久し振りに色々な友人に会えました。
が、まだ会う約束が果たせていない友人もいて、
この夏は暑いけれど、そうでなくとも夏は苦手だけど、
会いに行けたら嬉しいです。



8月以降のソロLiveに関しては、未定です。(すぐなのかも遠いのかも)
コラボ等はあるかもしれません。
いま現在でも割と数は少ない方なのですが、
自分が想定しているLiveの実現には、準備にかなりかかると判明したので、
起動力を確保する時間に充てたいと思っています。


いつかやれたら、
の、
いつか、がやっと今だと気づいたようです。
(遅い)



代わりではないですが、
YouTubeであったり、HP通販であったり、
で、その間も活動はしていきたいので、
Live実現に向けて、引き続き興味ご関心応援等々頂けたら幸いです。



*~~~~~~~~~~~~~~~*

2018/08/08(Wed)@GRAPES KITASANDO(北参道・代々木)
『GRAPES KITASANDO presents 新曲書き下ろし企画「夏は夜」』


◆18:30 / 19:00 Open / Start
◆【出演】やまねみわこ / Moto / 矢武久実(20:20~) / 原田智亜美
◆【Charge】¥2,500 (+1ドリンク&1スナック¥1,000)

*ご予約頂いた方へ、年に一度のピアノインストCD第6弾『Preludes.6』(非売)を配布致します。

出演者全員が「夜」をテーマにした新曲を書き下ろす、という企画と共に、
約3年振りとなる矢武久実の物語性のあるライブ形式【箱庭音楽劇場】を公演致します。
どうぞ、お楽しみに。

*GRAPES KITASANDO
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-11 ニューベリー千駄ヶ谷1F
・Tell / Fax:03-6447-0160 / 03-6447-0161
・営業時間 LUNCH 11:30~16:00(L.O.) / DINNER & LIVE 18:00~21:00(L.O.) / BAR 21:00~MIDNIGHT
https://www.grapes.tokyo/


*~~~~~~~~~~~~~~~*

やまねさんと原田さんは再共演。
長くやっていくと再会が嬉しいです。


さて、
それでは聴いてしまったからには、
箱庭音楽劇場のOpening2018.verを今から作ることにしよう。

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夜明け前が一番暗い

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- The darkest hour is just before the dawn. -





7月10日、ご来場ありがとうございました。


皆さんの拍手の温かく大きかったこと。
すべての曲で、泣きそうでした。

声が震えたり(これは体調不良)、
歌詞が詰まってしまった(これは精神不良)ことは、
演奏としては反省すべきものでしたが(録画を観返しました)、


この1年~2年のこと、
この2か月のこと、
そしてこの1週間のこと、

『あなたの言葉で』
という曲が書けたこと、歌ったこと、

頂いた感想、心配やお気遣いの言葉、


忘れません。
ありがとうございます。



タイミングが合わず来られない連絡をくれた方には申し訳ないのですが、
やはり来て頂きたかった。それも、運命なのですが。

私は、対面で話したり、こうして文章を書いている自分より、
歌う自分が一番素直だと思っています。
頭で思う、以上に、出てしまう、と云った方が良いですね、泣くことさえコントロールできないのだから。



それでも、この日のLiveは、
今の自分が泣くであろう曲ばかりを持っていきました。

この2か月で出せた答えは、
自分を殺すな、ということだったので、
自虐的な行為も今後は控えたいのですが、

区切り、
別れ、
はじまり、

色々な意味で、
色々なことが重なって選んだ曲たちです。



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*【7/10 Setlist】*
1.『Stellares Lied -星の唄-』
2.『Legend』
3.『Silver Lining』
4.『幻燈の籠ノ鳥』
5.『鵲橋』 (song by 出海圭太)
6.『あなたの言葉で』 (新曲)





出海圭太さんの『鵲橋』は、
なんと、2011年に一緒に仙台でチャリティLiveの共演をした時、
仙台七夕から発想して作り、初披露したのだと、
ライブ後に伺いました。
ということは、7年前に私はこの曲の最初のリスナーになっていた、ということで、
何だか昔からシンクロの多い出海さんですが、こんなところでも。


考えたら、出海さんとは2人の直接の師匠も一緒で、
故プロデューサーを知っていて、思い出話ができる数少ない人。
久し振りにお会いしたら、そんな遠くなっていたことも、思い出しました。


MCでもお話した通り、
ノリノリなピアノマンで、面白い曲もたくさん書かれているなか(ご紹介したい曲がたくさんあります)で、
時々入るバラードが名曲ばかりです。
鵲橋はそんなバラードのひとつ。


心が元気に良くも悪くも平和であったころは、
この曲もそこまで響かなかったと思う。
音楽とはそういうもの。
届くときに初めて届く。



私がベタ褒めしたところで、
皆さんがどう思うかはそれぞれです、
と保険をかけたところで(苦笑)
原曲はこちらからどうぞ。


https://youtu.be/kgayOFwwtN4



共演の皆さんも帰られたあと、
GRAPESの店長さんと出海さんが呑みながら、
「涙もろい人は、頑張っている人なんだよ」
と店長さんが、私を泣かしにかかってくる(苦笑)のをどうにか凌いで、


帰路の電車の中でもその言葉を思い返していました。

「お大事に」とか
「頑張ってください」とか
「大丈夫?」
「無理しないで」
という言葉を頂くばかりだったけれど(それも有難かったです)


「頑張ってるね」
という言葉に泣きそうになって、
欲しかった言葉はそういう言葉なんだなと解りました。


それは、この2か月で見つけた答えでもありました。



今の私は
【変態中】。

8月8日の箱庭音楽劇場に照準を合わせています。
なので、人間らしい、悔しいくらい何も纏わず丸腰でステージに上がったのは今回で終わり。
8月は原点にして最前線をお届けします。

年に一度の予約特典、ピアノインストCD第6弾『Preludes.6』と、
課題である【夜】をテーマにした新曲、
新映像、
等々、ここから1か月で作っていきます。

その後のLiveは考えておりません。
しばらく無いかもしれないし、そんな事をいいながら秋にすぐ戻ってくるかもしれません。
未来は判らないので、
年に一度シリーズは、今回にしておこうと決めました。


結果、詰め込みすぎですね…(苦笑)

しかし出来そうな自分がいます。
やりたい自分がいます。
辿り着いた先に、そんな自分がいて良かった。

体調だけは気を付けます。


*~~~~~~~~~~~~~~~~~~*

New! *2018/08/08(Wed)@GRAPES KITASANDO(北参道・代々木)
『GRAPES KITASANDO presents 新曲書き下ろし企画「夏は夜」』

◆18:30 / 19:00 Open / Start
◆【出演】原田智亜美 / やまねみわこ / 矢武久実(順不同)
◆【Charge】¥2,500 (+1ドリンク&1スナック¥1,000)

*ご予約頂いた方へ、年に一度のピアノインストCD第6弾『Preludes.6』(非売)を配布致します。

出演者全員が「夜」をテーマにした新曲を書き下ろす、という企画と共に、
約3年振りとなる矢武久実の物語性のあるライブ【箱庭音楽劇場】を公演致します。
どうぞ、お楽しみに。

*GRAPES KITASANDO
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-11 ニューベリー千駄ヶ谷1F
・Tell / Fax:03-6447-0160 / 03-6447-0161
・営業時間 LUNCH 11:30~16:00(L.O.) / DINNER & LIVE 18:00~21:00(L.O.) / BAR 21:00~MIDNIGHT


*~~~~~~~~~~~~~~~~~~*


GRAPESスタッフさんに、
「(以前のLiveに比べて)洞窟の中から出てきたようなLiveに見えました」
と、感想頂き、

【冬眠開けの、あなぐま(穴熊)、洞窟からついに出てくる】
図を想像した私はもう大分元気です(笑)

ありがとうございます。

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風が吹く日

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前回から1か月空いてしまいました。


何故だか月の満ち欠けと奇妙に足並みを揃えてしまう生き物になってしまったようで、
レコ発前から既にボロボロで一度死に、
前回の満月更新で復活、
かと思いきやまた死に、
ゆるやかに己の屍を抱え、

痛みに疲れて眠った夜の果て、
病み上がりの時に感じる、鋭い嗅覚や窓の外の日常の音、
五感で感じるすべてが鮮明で、
懐かしい原風景(前世の記憶と呼んでいる)を呼び起こすような、
穏やかな目覚めが、脱力された軽い体と共にありました。

一瞬、違う世界線に来てしまったのかと、
(もしくは夢を見すぎて、夢の世界の方が本物にとうとうなってしまったのかと)
本気で疑いそうになりましたが、
この文章を読んでくださっている皆さんが、
「いやいや、世界は何も変わってないし、矢武はブログを書いている」
と証明してくださっていることに任せましょう。
(といいつつ、この文章を書いているのが果たして本当に矢武なのかは誰にも証かせない)




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身体的・精神的に落ちていようが、甦ろうが、
7月10日のライブが待っていることはずっと念頭にありました。

しかし、レコ発で使い切ったあらゆるものを経て、
今自分に歌えるものがあるとするなら、
これまでの曲たちをこれまで通り、は難しい。

どんな言葉で表すのが最もなのか複雑ですが、
何かはっきりと、それでいて掴みどころのない、
一つ上の次元へ行きかかっている風を感じているのです。

あと10日しかないライブを前に、
まだエンジンが掛からない私ですが、
死にかけている間に漁りまくっていたYouTubeの海で、
あるアーティスト(60代日本人男性)の音楽とライブパフォーマンスに多大に励まされ、
ライブ活動の理想の根本に帰りたい心持ちで息を吹き返していることには違いありません。
(名前を伏せる悪癖ですが、種明かしはいつかの未来に。明かしても誰?という業界の人ではあると思います)

7月10日は、出番がちょっと不安なトリ(21:00~)を務めさせて頂くことになりました。
私の演奏を前にお客様が帰ってしまわなければ、といつも恐々としております。
おそらく火曜日のライブは久し振りですので、
タイミングの合う方は是非。
新楽器か新曲か初カヴァーかの何れかはあるのではと思います(すべて未知。苦笑)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

*2018/07/10(Tue)@GRAPES KITASANDO(北参道・代々木)
『GRAPES KITASANDO presents 北参道音彩 -Pastolare-』


◆18:30 / 19:00 Open / Start
◆【出演】inemuri / 安里麻紀 / 結 / 矢武久実(21:00~)
◆【Charge】¥2,500 (+1ドリンク&1スナック¥1,000)

*GRAPES KITASANDO
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-11 ニューベリー千駄ヶ谷1F
・Tell / Fax:03-6447-0160 / 03-6447-0161
・営業時間 LUNCH 11:30~16:00(L.O.) / DINNER & LIVE 18:00~21:00(L.O.) / BAR 21:00~MIDNIGHT


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


因みに速報ですが、
8月8日(Wed)は「新曲書下ろし企画」で出演者全員が”夜”をテーマに新曲を持ってくる、
という夏休みの宿題つきライブのブッキングを頂きました。

上記の私の心境ではもう少なくとも年内はソロライブをやらないのでは、という勢いの情況であったのですが、
(元来、夏が苦手ということもあり、秋に生き生きと甦るという生き物でもあるようで)
お世話になっているGRAPESからのブッキングであること、
新曲を書けるタイミングであったこと、
これを断ったら本当にまた潜水しかねないことと、2か月十分潜ったであろう、という心が勝りました。

久し振りの2か月連続ソロライブですので、
そんな頭で7月10日の内容も作っていきたいと思っています。



あまり皆さんに心配をお掛けしてもいけないので、空談を。

落ちていたといいつつも、しっかりW杯は観戦しています。
(アイスランドとドイツと日本を中心に。)
口外していませんでしたが、
去年の夏頃からプロ野球観戦にも遂に足を踏み入れてしまい、
ほどよく全12球団の知識が日に日に増えています(注:すべてTV観戦)

そしてそんな時期だから起きたのか、
少ないくじ運がこんな時に発揮されて、
然程興味もなく気軽に応募してみた映画の試写会に当選したり、
(『空飛ぶタイヤ』中小企業が財閥企業の闇に立ち向かう、期待せずに観たらとても熱い映画で、
主題歌だけどうかと思ったけれど、面白かった。)

更に、野球選手も割と覚えてきたから面白いかな、と思って初めて買ってみた、
「プロ野球チップス」で、オリックスのT-岡田選手のラミ仕様金文字サインカードが入っており、
調べたら、500円ほどの価値があるそうでした。
しかし、選手じゃなくてマスコットが以前はカードにも加わっていたそうじゃないですか、
私をプロ野球界に引き入れたドアラやズーちゃんを復活させてください、カルビーさん。



……脱線甚だしく、前半に書いていた人物とは筆者が変わっている模様ですが、
生存報告でした。

さて、明日は相原さんのレコ発初ワンマンで色々と貴重なステージを客席から拝見したいと思います。
一番、楽しみなのは、相原さんが全編通してどれだけ喋る(MCをする)か、です。わくわく。



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【PV航海】5/10レコ発Live ありがとうございました*

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5月10日、3rd mini album レコ発ライブへお越し下さった方、
応援のメッセージをくれた方、

ありがとうございました。


今日の満月の力を借りて、浮上して参りました。

頭ではずっと【発信しなければ】と思っていたことに、
やっと体と心が追いついてきたのかなという状況です。

内情に苦しんで、
安定していなかった体調と、
物理的には制作で頑張ってくれたPCも一緒にダウンして、
もう、苦しいと自覚して動くなと言われているかのような日々に陥っていました。


振り返ると、本当に5月10日のライブはよくやったなと自分でも思います。
しかも、そんな状態のライブでしたが、
自分でも良かったと思える瞬間が、普段のライブよりもありました。
頭や技術ではなく、心で立っていました。
何より、一曲一曲の原点に没頭できました。

当日機械トラブルで変更せねばならなくなった曲順も、
体力の面では元々その方がやり易かったので、
運命と全ての神様に感謝しきり。


そして1年半振り、半年振り、に聴いた、という方から、
『進化』という言葉をもって驚かれていたことが、
毎回のライブで小さな挑戦を続けてきた私への褒美だった気がします。




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<5/10 Setlist>

1,『Sein』
2,『草原と少年の船』
3,【映像】『The Wishbone』
4,【映像】『幻燈の籠ノ鳥』
5,『沖に出る』



ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。





さて、CD制作の終わりはPV公開というのが、
自分の中の流れになっているので、
苦しみつつも少しずつ作っておりました。

こんな状況で更に自分を追い詰めてどうするのか、
一曲目の『Sein』をフルで制作した上で、
全曲のショートPVという形をとったため時間がかかりました。


私を追い詰めたのは【自分を出すこと】です。
もうここを読んでくださっている方はご理解頂いていると思いますが、
ライブをやるような人間でここまで顔を出したくない人間もいないでしょう。
自分で自分を見るという精神分裂の行為が、
この期に及んで下手なんですね。

自分とよく似た人に会うと気味が悪い、と聞きますが、
そんな感じかもしれない。

色々理解され難い人間ではありますが、
(と自覚しているので、芯の発言を控える分、歌で解放しているのだと思います)
そんな私が自分を出すことがまず大きな挑戦で、
自分への挑発であったり認知であったり、
進化を促そうという行為でもあります。


そして、単純にプロデューサーの観点での自分が、
【人は人を見たい】
という結論を出しているのが大きな理由です。


ショートPVにはそこまで登場していないかもしれませんが(苦笑)
フルをライブで流す精神力もまだ無いので、
今後の成り行きを見守ろうと思います。

ご覧頂けたら幸いです。







◆矢武久実3rd mini album 『Innerer Vogel』(心の鳥)

1,『Sein』
2,『草原と少年の船』
3,『幻燈の籠ノ鳥』
4,『Pure -inner bird-』
5,『The Wishbone』
6,『沖に出る』

2018.05.10 Release ¥1,400
【CD通販】http://yatakekumi.web.fc2.com/maildir/mailframe.html



♪Next Live♪
2018/07/10 (Tue)@GRAPES KITASANDO


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3rd mini album 『Innerer Vogel』 5月10日 発売

3rdminijacket_web.jpg

* 『Innerer Vogel』*

1.Sein
2.草原と少年の船
3.幻燈の籠ノ鳥
4.Pure -inner bird- (新曲)
5.The Wishbone
6.沖に出る

¥1,400(税込) 2018.5.10 発売
翌 5.11Web 発売





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2018/05/10(Thu)@GRAPES KITASANDO(北参道・代々木)

『GRAPES KITASANDO presents 北参道音彩 -Adagio-』

◆18:30 / 19:00 Open / Start
◆【出演】 やまねみわこ / 矢武久実(19:40~) / iNO / 菅野恵
◆【Charge】¥2,500 (+1ドリンク&1スナック¥1,000)

この日のライブにて、矢武久実3rd mini album『Innerer Vogel』先行販売致します。
CDの詳細はDiscographyにて。
Web販売は翌5月11日より承ります。
どうぞ、お楽しみに*

*GRAPES KITASANDO
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-11 ニューベリー千駄ヶ谷1F
・Tell / Fax:03-6447-0160 / 03-6447-0161
・営業時間 LUNCH 11:30~16:00(L.O.) / DINNER & LIVE 18:00~21:00(L.O.) / BAR 21:00~MIDNIGHT

https://kitasando.grapes.tokyo/

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発売&ライブまであと4日。
併せてHPのトップ画像もリニューアル。

2018webtopmini
http://yatakekumi.web.fc2.com/



お知らせの余裕もないまま、
いつまでくま達に喋らせているんだ、と気になりつつも、
4月は体調管理と制作漬けの2本立てでお送りしておりました。(何処に向かって)


CDタイトルも収録曲もジャケット関連も、
今回は私ですら予想できなかったくらい、
最近の曲ばかりで、
ライブでもまだそれぞれ2~3回しか歌っていないものばかり。


アルバムタイトルは毎度のドイツ語ですが、恐らく私の造語です。
心理学などで使われるinner child(インナーチャイルド(内なる子ども))から連想して、
inner bird。心の中の鳥。
昨年の内から今回のCDのイメージが【鳥と海(船)】であることは見えていたのですが、
毎度の如く、タイトル付けには難航しました。



新曲(ライブ未発表)もあります。
ライブよりCDが先行できた、初めての貴重な1曲。
”Pure”という言葉は、日本では本来の意味からちょっと反れて扱われている気がして、
私はあまり遣えない言葉でした。

タイトル付けに難航していた数日間、
毎日、目や耳に触れる媒体で”ピュア”、”純粋”という言葉が飛び込んでくる。
毎日です。(こういうこと、偶に起きますね。)
もう、これは素直になれということなんだな、と、
天から背中を押して貰い、サブタイトルという補完に助けられ、
この春の私の感覚に一番近い世界観の曲になったかなと思っています。




内容についてあれやこれや言いたいところですが、
まだまだ制作が残っており、
10日のレコ発ライブもMCの時間はほぼ無いので、
語るのはライブが終わってから、
試聴ページなども更新して、こちらでゆっくりお話したいと思います。



しかし、レコ発ライブらしく、
CD収録順にライブで全曲通して歌うのは、とても辛いセットリスト(苦笑)
どの曲も歌いにくさにチャレンジしていたり、
自分の活動の最早アイデンティティであるオルガニートもティンホイッスルも使わない。
オルガかティンの何れかはどんな会場でも持って行っていたので、本当に珍しいです。
それをしないことが新しいという、
私の不安との闘いでもある。
(どれだけ闘うのか、苦笑)


是非、見届けていただけたら幸いです。
無事、今週を乗り切れますように……


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『とうだいもり の おべんきょう』

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何か、かおる今日凛々しくない?

『ぼくは いつでも かっこいいくま だよ』

冬眠明けたからかな。
あ、寝ぐせか!

『くまちゃん ひさしぶりの くまぶろぐ だって わかってる?』

あぁ、カッコつけている訳ですね。
そのポーズ、似合わなすぎてじわじわくる……

『これは しょこら の まね』

Shokolaは何やってんの?

『おきてから ずっと ほん よんでるよ』

殊勝だな。見習わなきゃ。

『そうだよ くまちゃん のんき に していて いいの?
あと いっかげつ なんでしょ』


レコ発までちょうど1ヶ月です。
進んでいるんだろうけど、同時進行が多すぎて混乱してきた段階です。

『くまちゃんはね よくも わるくも ひとり なんだよ』

何それ!辛辣だな(笑)

『くまちゃんのて で ぎゅー っと できる こと しか やっちゃ だめ』

あぁ……手に持てるものには限度があると。それはその通り。





『ぼくに ないしょで おそとに ぴあの ひきに いったり』

ん?

https://youtu.be/0AGe4V_JJv8


https://youtu.be/pqwVDe9UucM


https://youtu.be/iiOJ7q1MNKs




『おたんじょうびの けーき くれなかったり』

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「今年のケーキ、雑すぎね?」

『あ しょこら』

1時間でやろうとしたからね。
よりによって今年のケーキの写真を曝すかおるの意地の悪さ……

「この何年かで、くまが勝手に始めた
”誕生日にショートケーキを作る”
謎の慣習が始まったせいで、
俺はオペラを食べるチャンスを逃しているから、ここはかおるに加勢。」


『そうだ そうだー
ぼくは いちごのしょーとけーき も すきだよ!』


この話、展開させるの?
理由を話せば長くなるよ?

「くまぶろぐまで長文化させないでくれ。」

『そうだ そうだー
くりーむが とうにゅう で へるしー なのも しっているんだよ!』


豆乳ね(苦笑)かおる詳しいな。


「つーかさ、お前達の会話が煩い割に中身が無いから締めに来たんだけど。」

あ、そうなんですか。

「かおるが いいたいのは これだろ」


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2018/05/10(Thu)@GRAPES KITASANDO(北参道・代々木)

『GRAPES KITASANDO presents 北参道音彩 -Adagio-』

◆18:30 / 19:00 Open / Start
◆【出演】 やまねみわこ / 矢武久実(19:40~) / iNO / 菅野恵
◆【Charge】¥2,500 (+1ドリンク&1スナック¥1,000)

この日のライブにて、矢武久実3rd mini album発売予定。

*GRAPES KITASANDO
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-11 ニューベリー千駄ヶ谷1F
・Tell / Fax:03-6447-0160 / 03-6447-0161
・営業時間 LUNCH 11:30~16:00(L.O.) / DINNER & LIVE 18:00~21:00(L.O.) / BAR 21:00~MIDNIGHT

https://kitasando.grapes.tokyo/

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『くまちゃん わんまんらいぶ じゃ ないの
くまちゃんりさいたる しないの?』


ワンマンは一度懲りてるから(苦笑)
いや、今回3枚目のミニアルバムだけど、
過去の2枚も普通のライブでレコ発やったんだよ。
だからこれは想定内。
出演順が前半だったのは、ちょっと想定外(笑)

「かおるは知らないかもしれないけど、
今回のCDは、ちょっと妙だよな」


『なんで?』

「何というか、くまの闇が(苦笑)」

Shokola、何故笑う。

『あー ぼく わかったよ
だから しょこらが おべんきょう してるんだ』


そういえば、Shokolaずっと何の本読んでるの?


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「世界の燈台。
燈台小屋の持ち主のくまが役割放棄しそうだから、
くまが居なくなったら燈台守を継ぐのは俺しかいないだろ」


『くまちゃん また たびに でちゃうの?』

いや、役割は放棄しないけど。
世界が広がったゆえに精神世界に行くんじゃないの?

『なにそれ かっこいい!』

「かおる、惑わされるな。賭けに近いんだよ。
この期に及んで、分かり難さに敢えて行く意味が解らん。
5月の爽やかな時期なのに霧のロンドンみたいだぞ。」


言いたい放題だな、Shokola……

『くまちゃん ろんどん いくの?』

いや、行きたいけど。

「冬眠から覚めたのに寒いし暗いしオペラ食えねーし散々だな。」

CD出来たらオペラ買ってきますんで……

『え ずるいよ! ぼくは ばうむくーひぇんね! あぽろ でも いいよ!』

何でもいいけど、君達に完成を祈る気持ちは無いのか。
……頑張ろう。









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「何だよ、この本、ドイツ語じゃなくて英語なのかよ。
ドイツ熊なめてやがる。」









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【ED映像あり】近藤喜文さんを追って~清瀬・石巻・第2の故郷、仙台へ

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【一つ前の記事からの続き。
(以下、前半は2016年6月に書いていた文章です)】




人は10代前半の多感な時期に感化されたものが、
大人の今に至るまで影響するらしい。

その頃好きだった音楽が、
その人のその後の音楽性を根底で決めているのだと、
昔師匠に言われて、否定したい気持ちもありながら妙に納得していた。









春を前に、心が深い場所へ向かうのは何故なのか。


「情緒」

を今の世界が手放そうとしている気がして、
時代と自分が逆行していることに気付くたび、
生きたい世界は何処なのか、
会いたい人は誰なのか、と考える。


今に至るまでに、
どんな経験をして、考え方や生き方が変わっても、
核の部分はあまり変わっていないことに気付く。

欲しい答えは、10代の頃に感じていた世界にしか、
最早見つからないのではないかと、
年々、感じてきている。


そして、その「世界」が
遠くなって見えなくなってしまわないようにと危惧していても、
忘れてしまったことには気づきようが無く、

日々の中でふと思い出したようにその「世界」に触れると、
泣きたくなる気持ちで、
忘れてしまっていた自分を哀しく思う。


それでも、今を生きるため、
逆行したい自分よりも、
現実性と便利さと、共存するための「流れ」に乗る。


どうしたら、情緒を手放さずに言葉を交わしあえるのか、


論理が勝る書き言葉というものでは表現し得ない感覚や心という曖昧な場所を、
情緒というものが語っている気がして、

ネットやメールでいつでも繋がることの出来る不自然さに、
この期に及んでも心は追いつかない。

追いつく自分を疑い続ける。



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【記憶していた以上に記録していなかった自分を呪いながら、
ここからは2018年3月の現在の文章】




近藤喜文さんはスタジオジブリで高畑・宮崎両監督を支えたアニメーター。
彼の存在なしには生まれなかった描写やキャラクターは多く、
両監督の後にジブリを支えるのは彼と言われていたらしい。

病気のため47歳の若さで亡くなった。
近藤さんの最後の大きな仕事は、『もののけ姫』の作画監督。
『耳をすませば』では、初の監督を宮崎さんより任されているが、
そのことを世間が認識しているかは危うい。
(実質、結局のところ宮崎さんは近藤さんに一任できなかったようだが)



上の写真は、近藤さん唯一の著作物『ふとふり返ると』。
亡くなられた2か月後の3月に出版されている。
私は当時TVでやっていたジブリの特集番組で彼の存在とこの画文集のことを知り、
その3か月後の6月に購入している。


当時仙台に住んでいた私は、音楽は趣味になり下がり、
こっそり絵を描くことに心と時間を注いでいて、
楽譜よりも画集や画材や漫画にお金を使っていた。
スタジオジブリの作品を観て育ったような子どもではあるけれど、
心とタイミングがピタッとはまって、一気にジブリ好きを自称するようになったのは、
『もののけ姫』から。

そして、その公開前年にTV放送で初めて観た『耳をすませば』は、
ジブリ作品の中でも一番回数を重ねて観ている。
(特にサウンドトラックは呆れるほど飽きないのか、と自分に問うくらい聴いたり、ピアノで弾いていた)
『耳をすませば』が好きな理由は細部の装飾や舞台にあるので、
一般的な人が思い描く、「耳すま良いよね~」とは異なるのではと思うが、
今をときめく高橋一生に【聖司くん】の名残を観てしまうあたり、
曲がりなりにも私も少女でもあったのだろう。
(原作の柊あおいさんの作品は好きで、これでも立派に少女漫画育ち=りぼんっ子)



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著作権もあるので中身にはあまり触れずに。
この画文集は近藤さんが雑誌で連載されていた1ページ画文と、
日頃描き続けていたジブリ周辺や西東京の日常のスケッチの春夏秋冬で構成されている。

私はただその日常の景色(人物)の一コマ一コマに惹かれ、
その場所に惹かれ、
ジブリの作中で感じる空気や質感と同じ世界が東京にはあるのだと、
作中で描かれた吉祥寺・東小金井・近藤さんが住んでいた清瀬という場所が、人が、
仙台に住む一人の子どもには、夢の場所のように思えた。



けれど、この本の始まりに近藤さんはしっかり釘を刺している。


【もしこのアニメーションをみて……
「あんなところがあったら行ってみたくなった」と思う人がいたなら、
「それは’どこか’にあるのではなくてあなたのいるところ、
つまり、今、あなたのいる街が(村が)
そうなのだ(そうだったのだ)」と答えたい。】



当時の私には少し理解し難かったが、
今いえることは、
【近藤さんの目線で見ていた街や人々の一コマに惹かれたのだ】
ということ。


温かく好奇心の目で切り取った日常が、
10代の私には心安らげる世界だった。
それに気づいてからは、私なりの近藤さんの目で、街を歩いたり人を見ると、
今でもあの世界は生きている、
と判る。
今を大切に、自分の目で今を見て今を描け、と
聞こえてくる。





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2016年が明けてから春の間は、沈んでいることが多かった。
元々、この冬から春にかけての季節は子どもの頃から何故か苦しいことが多い。

そういう思考に陥りがちな中で、現実にも喰らってしまう出来事が続いた。
自ら命を絶った人がいた。
音信不通からの訃報は当時4年前のプロデューサーと重なった。
次いで、必死に守り続けてきた大切な人との居場所を、自分から手放してしまった。

言葉の力はすべて棘に変わっていた。
発信する人の言葉が並ぶSNSは耐えられずすべて絶ち、
メッセージは開かず、
そのことで友人たちとの交流には然程支障は感じられないほど、
普段からやりとりをしていなかったことにも自嘲した。

SNSから離れることに覚悟が必要とも思っていたけれど、
それも自意識過剰だったのだと気付いた。

フルアルバムの制作中という名目で、
ライブの予定を一切入れていなかったから告知をする必要も無かった。
GRAPESの店長から5月にブッキングを貰わなければ、
もっとそれは長引いていたと思う。
その意味でもGRAPESの高橋さんは恩人だ。




3月に入ると、東日本大震災のニュースがやってくる。
その度に仙台を思い出す。
可笑しなことに2011年当時の私は冷酷なほど冷徹に状況を見ていた。
それが、自分の精神状態によっては一気に左右される。

呼吸困難に陥っていたなかで、
それでも前に進みたくて、
けれどその術は分からなかった。

学生時代に同じような状況があって、
その時は、10代前半の自分に会いに行くことで再起したことを思い出す。
最近のブログで少し触れた、
「中2・3年と毎日、担任とやっていた交換ノート」だったり、
自分が好きだったドイツ、漫画、音楽、描いていたものを掘り返す。


そのなかでも、近藤さんはとっておきの一つ。
とっておき、ということは、最後の砦にも近い。
しかも、近藤さんが住んでいた清瀬に行くという夢は、
ドイツに行くなんていう夢よりも簡単に今すぐにでも叶ってしまうのに、
今までしてこなかった。
そういう日のために取っておいた。




上の写真は画文集の中で、清瀬の土地に戦中の不発弾が見つかった、という
阪神大震災の1か月後に描かれた記事。
この記事の中では、『火垂るの墓』に出てくる節子も描かれている。
彼女の愛らしい動作や表情は、
近藤さんの手腕による何よりの賜物。

この絵の中に、
近藤さんも時折通われていた喫茶店があり、
今も清瀬で営業していることを知って、

とっておきが必要だった2年前の誕生日、
春の風が吹く清瀬へ、
足を運んだ。


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逆オレグラッセがあった運命。











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近藤さん云々が無くても、
私の好みそのものなお店だった。

そして画集の中で見ていた町角、バス停などを見つけて、
(人は残念ながらいなかったけれど、)
あぁ本当だ、ここにある、今もある、
この目で良いんだ、
と、とても嬉しくなった。


清瀬のそれ以外の場所を巡るのは、やめておいた。
また、いつかのとっておきのため。
私にはこの喫茶店だけでも充分だった。








それから、2週間後の4月9日。
3か月ぶりにこのブログを更新し、
仙台へ一人、初めて各駅列車で東京から向かった先は、


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石巻。









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今思うと有り難いタイミングだった。
終了間際にえいっと奮起しない限り、
仙台は私には遠く、
この展覧がそこまで価値のあるものなのか、
巡回展だしいつかは東京にも来るだろうし、
と腰を上げなかったと思う。

結果、まだ東京には来てない。
http://www.ghibli.jp/event/kondo/








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駅から会場である石ノ森萬画館までの道中、
至る所で、石ノ森章太郎作品のキャラクターの造形物と共に、
この、近藤喜文展のポスターが見られた。

私はこれまでの人生で出逢った人の中で、
「近藤喜文を知っている」人に会ったことがない。
(そういう話題にならなかったからという可能性も含めつつ)

私とジブリと近藤さんというトライアングルの世界でしか、
見たことのなかった、近藤さんの名前が石巻の町にずらりと並んでいる景色は、
異様であったし、誇らしかった。







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静かな町に好みな建物が。

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足元からお洒落。






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と思いきやハリボテ。








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津波に耐えてよく残ってくれたものだ。

↓この年8月のニュース
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2016/08/20160824t13007.htm











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石ノ森萬画館は、旧北上川の中州にある。
震災時、津波の被害を受けたことは知っていたし、
石巻という町の被害もニュースでは追っていた。


仙台駅から仙石線に乗って石巻へ向かう間、
広大に広がる平地が畑や田んぼではなく、
かつては住居が建っていたのであろう景色を見続けて、
もう5年も絶った、
とは思えなくなった。


電車からカメラを向けている人もいたけれど、
自分は撮らなかった。






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なぜ石ノ森萬画館で近藤喜文展なのか、
元々漫画家志望だった近藤さんは、
学生時代、石ノ森章太郎のアトリエに何度も足を運んでいたらしい。

奇しくも、近藤さんが亡くなられた1週間後に、
石ノ森氏も60歳で亡くなったのだと今回知った。

私は石ノ森作品にそこまでの縁と知識がないものの、
近藤さんの先に石ノ森氏がいるということは、
私にも何かしら得られるものが石ノ森作品にもあるのだと思う。









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東京から鈍行で向かったため、
着いた頃には夕方だった。
終わり間際で人もまばらな展覧は、
逆にじっくり観られて良かった。

初めて観る、近藤さんの肉筆に最初の一枚から圧倒される。
彼の仕事をジブリがまとめた画集『近藤喜文の仕事』からの資料が多く、
印刷を通して観ていた絵の実際の大きさであったり線の勢いであったり、
病弱で控え目な人物だったというイメージとは逆の、
絵にかける近藤さんの強い意志がはっきり表れていて涙が出た。

絵コンテには、
制作の中での葛藤や、ストーリー展開に悩む書き込み、
何度もキャラクター像や台詞の書き直しをするなど、
こだわりと仕事量にただ尊敬するばかり。

細部に神は宿る。





展覧の最後は、『ふとふり返ると』からの見慣れた絵が並べられていた。
期待はしていたけれど、もしかしたら展覧には含まれないかもと思っていただけに、
最後に視界に入っただけでまた泣けてきた。

本当に近藤さんは生きていたんだなと、
頭の理解とは違うところで、
初めて思えた気がして、

「ようやく逢えましたね」

と心で語りかけながら、閉館時間を気にしつつ部屋を出た。










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萬画館の周囲を少し歩く。












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向こうの海を眺める。
水はまだ冷たかった。
勢いよく、波はコンクリートを侵食していた。








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山桜。


仙台はこの週末が一番の花見の季節で、
来る道中の東北本線、福島の車窓からは、
川沿いに咲く菜の花と桜並木の饗宴に、
列車もスピードを落として、乗客を楽しませてくれた。








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中州に新しく出来たのであろう公園で、親子が遊んでいた。
近藤さんだったらこの風景を切り取っただろうか。
私は相変わらず空を切り取った。


向こう岸では新しくマンションの建設が行われている。
石巻の景色は、重機や工事中の作業員の人が印象的だった。







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再び萬画館の方へ。









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この桜は津波を乗り越えたのか、
それ以降に植えられたのか、

と思っていた謎が今回、当時の萬画館のブログを読んで判明した。

此処には、1本だけ残った桜と震災後に新しく植えられた3本の若い桜があり、
この1本残った桜は震災以降、この時初めて(5年振りに)咲いたのだそうだ。








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私はそれまで春には梅ばかり撮っていた。
このとき、桜をこんなに撮るのは初めてかもしれないな、と思っていた。
暮れかかる光と春の風に煽られながら、
写真としてはあまりうまくは撮れなかったけれど、
そうさせた力がこの樹にはあったのかもしれない。









すっかり辺りは暗くなって、弓なりの細い月が顔を出した。
しまった、友人に連絡せねば。







この週末、急遽仙台行きを決めたので、
駄目もとで数日前に高校時の友人に連絡。
夜に時間を作ってくれたので、
仙台駅で待ち合わせ、
懐かしい、仙台の夜のアーケードを歩きながら、
目をつけていた珈琲屋へ。


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オレグラッセ再び。

どうやら、この頃、TVでお笑い芸人が
これを頼むとモテる?というような紹介でオレグラッセを世に知らしめてしまったらしい。
おかげで、インスタグラム等で検索すると出てくる出てくる。
数年前では考えられなかった事態。

おかげで、仙台にもオレグラッセを出す店を知ることが出来たので、
嬉しいような悲しいような。

しかし、お店の雰囲気、この味、
私が東京で初めてオレグラッセに出会い、暫定1位を譲らない店に似ていて(このお店の方がより現代的)、
とても居心地が良かった。
友人と今の情況であったり、色々諸々を語り語られ。

私は仙台の高校は1年しかいなかったけれど、
その1年はとても濃く、
今もこうして関係が続いていることの有り難さ。

そして、当時私が近藤さんの話をしていたらしいことを、
友人が記憶していてそのことに感動した。




泊まる場所を決めておらず、夜を凌いだら仙台観光でもして帰ろうかと思っていたら、
流石に心配され怒られ、
実家に泊まらせていただくことに。

因みに、5年前震災の年の夏にチャリティーライブ出演のため、仙台に行ったときも、
私は突撃訪問をして、驚かせてしまった前科がある(お店をやられているので、お昼を食べに)


●2011年8月17日『【寫眞日記】仙台の話』
http://yatakekumi.blog82.fc2.com/blog-entry-73.html

↑母校の話なども少し。






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翌日、友人に高校の最寄り駅、地下鉄『泉中央』駅まで送って貰い、
私は当時の通学路を遡って、住んでいた町へ行ってみようと思いつく。
(唯、二つのルートがあり、当時いつも使っていた地下鉄経由ではなく、
今回は、バスで一気に住んでいた町まで行くルートを選んだ。道中の町も見たかったゆえ)







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最近、facebookでちょっと呟いたけれど、
此処はフィギュアスケートの羽生君の地元でもある、と近年知った。
(しかも駅から徒歩圏内)
通っていたスケートリンクも近くにあり、
私は高校のたった1年だけれど、毎日この場所にいて、
もしかしたら幼き羽生君とすれ違っていたやもしれぬ、という
ときめきを感じる。

ゆえに、住んでいたのは青葉区だけれど、
高校含め、泉にはとても愛着がある。







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不思議なタイムスリップだった。
帰る家も会う人もいない町へこれから帰る。
当時の空気と、知らない空気が混ざりながら、
懐かしい日常のなかに、
異邦人である自分を感じていた。




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住んでいた家は、丘の上にある。
仙台の新興住宅地は、
東京の多摩や、横浜のそれと似ていて、
山を削り、張り付くように同じような形の家が並んでいる。

越してきたばかりの頃は、
何度かこの丘の中で迷子になった。

因みに先の羽生君ではないが、
小学校では、卓球の愛ちゃんが一緒だった。(家もご近所)




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花韮(Spring star)

君は此処にも居たんだ。








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通っていた小学校と中学校は並んで丘の頂上にある。
この地形や空気感に私はとても影響を受けているため、
私の創作には、丘が欠かせない。


天気がイマイチだったけれど、
晴れた日には、太平洋まで望める。

この丘が好きだ。









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最寄駅まで坂道を一気に下り、
仙山線で仙台駅へ。

今回やっと、ちゃんと駅を撮る。






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ガス燈への偏愛もその昔、このブログでガスミュージアムへ行ったレポートに書いたことがある。
流石に今日は情報量が多すぎるので、またいつか紹介し直したい。









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ひょうたん揚げ。

上に挙げた、2011年の仙台レポートの時に、写真を撮り逃したことを後悔してのリベンジ。
これを食べなきゃ、仙台人ではない。









春の風に吹かれるまま。


懐かしい町を歩いても、
人も町も今を生きているんだと突き出される現実がある。

少し哀しいけれど、私は今は此処に生きる人間ではなく、
かつて生きていた人間で、
私を知る人も殆どいない町に、
どこまでも異邦人である感覚は拭えない。
それは、生まれ育った群馬も同じ。



だから、自分は今の居場所で今やるべきことをやろう、
帰ろう、と思った。








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清瀬の喫茶店で出てきた逆オレグラッセのソーサーに、
『Serenity Prayer』(二―バ―の祈り)
という有名な詩の一節が書かれていた。

グラスとコースターを退けなければこの詩に気付くこともなかったのだけれど、
見つけるときは見つけてしまう、
自分へのメッセージだったのだと、
この春に別れを告げようと動き出す自分に言い聞かせた。


そして私は、1st full albumの制作にようやく取り掛かった。





◆ED映像『光』(2018 桜追加 ver.)



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プロフィール

yatakekumi

Author:yatakekumi
*矢武久実<Kumi YATAKE>

物語を紡ぐシンガーソングライター

~♪Schedule♪~

*~~~~~~~~~*

◆2019/01/26(Sat)@GRAPES KITASANDO(代々木・北参道)
箱庭音楽劇場、初のワンマンライブ【本公演】が決定!

本公演までソロライブは休止中。

*~~~~~~~~~*


~♪Info♪~

★2018年5月10日 3rd mini album『Innerer Vogel』発売。

★2016年11月30日 1st full album『das älteste librarium ―最古の図書館―』発売。

★2015年、箱庭音楽劇場謹製 箱庭豆本『青いばらの手紙』を販売。

★iTunes,amazonにて楽曲配信中。
CD通販、ダウンロードはHPから可能です。

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