*森ノ中ノ燈台小屋カラ*

Singer Songwriter 矢武久実の日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

黄昏通信『くまでもわかる はこにわまめほん あんない』

neuCIMG7584.jpg


『かんじ ばっかりで むずかしいなー』



【忘れた頃にやってくる、くまぶろぐです。】

『たそがれさん だれにむかって いってるの?』

【世界に向かってです。】

『ぐろーばる だね』

【何せ、くまさんが燈台小屋を留守にする事が多く、
今年はくまぶろぐはおろか、通常のブログでさえ更新が滞りがち。

今回も連日投稿を予告しておきながら、
昨日は結局音沙汰がありませんでした。
箱庭音楽劇場の影の支配人としては、いよいよ黄昏通信を本格化すべきか、と
いつもいつも思っているのです。】


『たそがれさんは ひれ で えいえいって ぱそこん が つかえるもんね』

【そうですよ、誤解されていますがペンギンは器用なんです。
お陰で劇場の運営から雑用まで……
これじゃ、支配人というより使用人です。】


『でも ちょっと まって
ぼくのうち に たそがれさんが くるなんて
きょうは まんげつ じゃないのに
なにか あったの?』


【かおるさん、この度、当箱庭音楽劇場から初めてグッズというものが出来ましたよ。
……既にいま手にしていらっしゃいますね。
豆本と呼ばれるものです。

楽曲一つ一つが個々の箱庭である、
という劇場の思想から、
豆本も一つの箱庭である、
という見解のもと、【箱庭豆本】と名付けたらしいのですが、
本人にも浸透しておらず告知が行き届いておりません。】


『たそがれさんも たいへん だね』

【今日は改めてこの箱庭豆本の詳細をご説明するべく参りました。
かおるさんも、是非ご協力頂けたら嬉しい限りです。】


『くまちゃんに ないしょで いろいろ しゃべっていいの?
わくわく するね』





箱庭音楽劇場謹製 箱庭豆本『青いばらの手紙』

neuCIMG7585 (2)

 2015年5月7日に恵比寿天窓.switchにて行われた『音楽家達の晩餐会~薔薇~』のライブより、
書き下ろし朗読短編『青いばらの手紙』を小説として加筆修正、豆本に仕上げました。

 ――手紙に導かれて辿り着いた小さな町。箱庭職人の旅人は紅茶と途方に暮れていた――。

 2015年10月28日、同イベントの第3弾にて先行販売。
 製法や各素材などの詳細はHPにも記載しております。

 http://yatakekumi.web.fc2.com/


【箱】
・寸法 縦86mm×横58mm×厚20mm
・外箱 黒ボール紙,色上質紙 羊皮紙 藍
・内箱 ボール紙、黒クルミ紙




『はこが むずかしい
って くまちゃんが いってたよ』


【この告知用の写真撮影後も試行錯誤は続いておりまして、
完成版となったものは、更に頑丈な箱になりました。
そのために、工程や材料をまた増やす事になりましたが、
豆本を作る、という企画段階で、工程の多さに関しては我々箍(タガ)が外れております。
大量生産するものでもないだろうと、高(タカ)も括っております。】


『まっち を いれるはこ と おなじだよね』

【そうですね、マッチ箱形式なので、内箱を上下にスライドさせて開けます。
オススメは、上から下へスライド、です。】


『うえ から した』


neuCIMG7565mini.jpg

【豆本】
・ページ数 40P
・寸法 縦60mm×横50mm×厚10mm
・製法 角背上製本
・表紙 フェルト 紺
・見返し 色上質紙 羊皮紙 藍
・遊び紙 トレーシングペーパー
・花布 群青色


【栞】
・封筒 マット紙 白
・青い薔薇 かぎ針手編み
・栞紐 茶色




【物語に合わせて、全体的に青を使っています。
製本は背表紙があり糸綴じである事が今回の必要条件でした。
なるべく実際のハードカバーと近いものを目指しています。】


『ぬのが むずかしい
って くまちゃんが いってたよ』


【我々も紙の表紙をオススメしたのですが……。
欲に勝てぬ者は己に苦しめられる、という事で自業自得は否めないですね。】




neuCIMG7566.jpg

【こちら、ほぼ実寸です。
遊び紙には、くまさんが10代の頃から御用達のトレーシングペーパーです。】


『これは ぼくも しっているよ
くまちゃんが ぜったいじょうけんだ って いってたからね
いみ わからないけど』



neuCIMG7571.jpg

本文イメージ

【物語は、くまさんがライブで朗読された部分が7割ほど、
3割が新たに書き下ろした部分で、ちょっと癖のある言葉の遣い方も入っているかもしれません。
くまさん曰く、豆本なのでかなり自重した、そうです。
自重しないと文字が潰れるという現実問題があったようで。】


『くまちゃんは むずかしくて やさしくないよ!
ぼくは かんじ が ぜんぜん よめないんだから』



neuminiCIMG7581.jpg

手紙型栞


【この手紙の中身には苦戦しましたね。
実は初回生産には間に合わず、購入頂いた方には、別途お渡しする旨お願いしております。】


『あれ ぼく まだ みてないよ これ
ぼくのほん にも はいってなかったよ!』




neuCIMG7578.jpg

物語に登場する楽曲『Walzer für Blaue Rosen』の楽譜

・楽譜 上質紙 アイボリー





『あー もう ぼく がくふ よめないのに!
もらっても いみないよ!』


【そんな事仰らずに……。
確かShokolaさんが、楽譜を読まれるんですよね。】


『しょこら は よめるのに うたわないんだよ! よめるのに!
くまちゃんが せっかく ぼくにぴったりの ほん を つくってくれたのに
ぜんぜん おもしろくない!』


【ふ……不評ですか?】

『つまんない!!
ぷーさん みたいに え が ないと だめだよ
ぱでぃんとん だって え が なきゃ ゆうめいに ならなかったよ!』


【ちょっとさり気なく世界的なクマ児童文学に喧嘩を売っていませんか……】

『くまちゃんが かえってきたら みっちり いわないと』

【管理局にもご意見報告しておきますよ。
くまさんは おそらくまだ工房の方にいらっしゃると思うので、
お会いしたら伝えておきますね。


そんな訳で、長々と喋って参りましたが、
こちらの箱庭豆本は、オフィシャルウェブサイトの方からお買い求め頂けます。
ご興味持たれた方は、サイトの方にも足を運んで下さると嬉しいです。

また、今後のライブ会場でも販売していく予定ですが、
近くライブ、殊に箱庭音楽劇場の公演予定がない事をご了承ください。】


『また ふゆごもり?』



mame1neu.png
*箱庭音楽劇場謹製 箱庭豆本『青いばらの手紙』*

2015年11月8日 発売  ¥1,200
【商品ページ】

http://yatakekumi.web.fc2.com/discdir/discframe.html




【くまさんにおきましては、
これでようやく音楽制作一本に注力出来るのではないでしょうか。
ちょっと今年は予定通りには動けませんでしたね。】


『みらいなんて だれにも わからないんだよ
でろりあん が あったら べつだけど』


【分からない方が良い、と映画の中でドクも言っていましたしね。
しかし、望む方へ動く意志を忘れてはいけません。
かおるさんも、諦めなければ楽譜を読める未来が待っているかもしれませんよ。】


『それより ばうむくーひぇん を たくさんつんで き にして
そのなかに すめる かな?』


【かおるさんの夢はそれでしたね。
きっと叶いますよ。昔から言い続けていらっしゃいますから。
さてと、それでは私も工房に寄ってから管理局に戻ることにします。】


『ありがとう たそがれさん
くまちゃんに よろしくね』


【Shokolaさんにも宜しくお伝えください。
それでは皆様、Gute Nacht !】



黄昏ペンギン



スポンサーサイト
このページのトップへ

『なつやすみ』

CIMG5803neu.jpg

『くまちゃん これ なあに?』

オイルランプだよ。随分前に貰ったの。
貝殻とかが入っていて夏っぽいから、夏だけ出してるんだけど、

『うん』

夏に蝋燭遊びって、暑さと好奇心との闘いだね……

『くまちゃん ひ すきだよね

焔って見ていて飽きないからね。

『ぼくは ちょっと こわいな
みんな もえちゃうし
あついの いやだし』


生き物として良い感覚だと思うよ、それ。
暑いのは厭だよね、今日は涼しかったけど。

『なつやすみ だしね』

大人には もうあんまり 関係ないけど・・・

『ぼくの たんじょうび だね
しょこらが ここに きたのも なつ だったよね』


そうだね、ドイツでShokolaに逢ったのは、確か9月だった。
懐かしい。

『しょこらに はじめてあったとき すごくびっくりしたよ
ぼくより おおきくて まっくろで めが どこにあるか わからなかったから』


確かに。
かおるを一瞥して、こいつ誰、って言い放ったんだよね。

『そうだよ! ぼくの おうち なのに』

Shokolaは堂々としているからね、長旅で疲れてただろうし。

『どいつのことば だったから わからなかったけど
むすっと していて そのひは ねむれなかったんだから!』





「……いや、お前ぐっすり寝てたし。」

あ、Shokola来た。

「なんか、良い話じゃない話で盛り上がってるな、俺も混ぜてくれ。」

『しょこら は こっち こないで
ひさしぶりに くまちゃんと おはなし しているんだから』


「……というかさ、挨拶もなしにお前達の会話始まってるけど、
大丈夫なのか?」


『あっ! そうだよ くまちゃん!
ぼくは それが いいたかったんだよ』


え、何が?

『ぼくたちが まえに でたの、 はろうぃんのとき だよ!
もう つぎの はろうぃんが きちゃうよ
ぼくのこと わすれられちゃうよ』


いやぁ、書こうとは時々思ってたよ……
そもそもの通常更新がままならなくなってたから、こっちまで手が回らなくて。
それに、今日もならば告知したいんだけど。

『しょうがないな
ぼくたちのこと しりたいひと は ここを よんでね』





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2014/07/26(Sat)@HIYOSHI Nap(日吉)

『Nap COLORS』
◆18:00 / 18:30 Open / Start
◆【出演】勝田俊哉 / CANVAS OF MUSIC / 矢武久実(@40min) / 相原邦弘(@50min)(出演順)
◆【前売・当日共】¥1,500 + 1 Drink

*前日迄にご予約頂いた方に、ピアノ曲CD(7/10と同内容)を配布予定です。


◆HIYOSHI Nap
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-4-25-B1 (東急東横線日吉駅から徒歩3分)
Tel: 045-561-8872(16:00~23:00) E-mail: nap@k8.dion.ne.jp


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

共演の相原さんとは、対バンの境界を越えてお互いのステージに乱入、
二台鍵盤でそれぞれセッションをやるので、
最後まで楽しんで頂けたら嬉しいです。

当初はカヴァー合戦の予定だったのが、何か凄い処まで来てしまいました。
レコ発とかワンマンとか自主企画でもない、通常ライブなのに盛り沢山です。
私個人的にも相原さんのカヴァーをやるので(発端はこの曲がやりたかったから(笑))
是非足を運んで頂けたら!
詳細はまた、ライブ前にお知らせします。












CIMG5817neu.jpg

「くま 何か 変な生き物がいる」




『かくれんぼー』

「丸見えだ」




CIMG5816neu.jpg

『ん?』






このページのトップへ

『はろうぃん』

neuCIMG4328.jpg

『あしたは とぶよ……はろうぃん だから』
「また唐突に始まったなー」



『樹央ちゃんは たびにでているので
るすのあいだ ぼくたちが このもりをまもってます』

またそれか(4回目)」



『樹央ちゃんのおともだちがね、
さいきんぼくたちをみないなーって
みたいなーって いってたんだって』

「それ脚色してない?」



『しらべたらね ぼくたちが まえにでたの いちがつ だったんだよ!
ぼくたちをしらないひと も いるかもしれないんだよ!』

「確かにそれはちょっと酷いな。」



『だからね 樹央ちゃん がだれだかわかってないひとも いるかもしれないよ
なおちゃん ってよむんだよ』

「元々紛らわしいんだよな。
やたけくま、でもう良いんじゃないのか?」




『くまちゃん?
くまちゃんってよぶの?
樹央ちゃんなのに?』

「そもそも、ちゃん付けは苦手だ、って日頃言ってなかったっけ。」



『そうだね
ぼくはいいんだけどね』

「いや、内心どう思ってるかは分からないぞ?」


『ぼくは 樹央ちゃん じゃなくて くまちゃん?をしんじてるよ!』
「迷走してるなー」



『それより Shokola きょうは はろうぃんだよ』
「別に何もしないけどな」



『なにもしないの?』
「ドイツにはハロウィンの習慣無いし。
というか、ケルト人の祭りだろ?
ドイツも日本も、最近はアメリカの真似して仮装したりお祭り騒ぎするけどな。
皆、意味解ってやってるのか?」




『Shokola おこってる?』
「あの"Trick or Treat"だって、俺達が子どもの頃はやってなかったぞ。
今の子ども達は幸せだ!」




『Shokolaもやりたいの?』
「別に?」



『じゃあ きげんなおして
ぼくは こんや まほうつかいになるれんしゅうするから』

「つーかこれ、箒じゃないぞ?」


neuCIMG4330.jpg



『ん?』
「これ、箒じゃなくて刷毛、だろ。
料理に使うやつ。
樹央、じゃなくてくま?に怒られるぞ。」




『でも ぼくにぴったり でしょ』
「ぴったり、だとして、魔法使いになってどうするんだ?
ハロウィンは魔女を追い払う祭りでもあるんだぞ。
お前、追い払われるぞ?」




『そうなの?』
「だから悪い事をしない代わりにお菓子くれ、って言うんだよ」



『でも 樹央ちゃん じゃなくて くまちゃんは まほうつかいになるしゅぎょう してるよね
あっ おかしがもらいたいから?』

「おー、kaoruが賢くなっている。」



『やっぱり ぼくも まほうつかいになりたいな』
「お菓子欲しいからな?」



『かっこいいくま になりたいからだよ』
「物は言い様、だな?」

1383150911648neu.jpg


『とりっく おあ とりーと!』


このページのトップへ

『ふゆごもり』

『Shokola みてみて』


ことしもよろしく


「ナニソレ、……お年玉?」


『樹央ちゃんが このあいだのらいぶ で おともだちから もらったんだって』
「何でかおるが持ってんの、」


『樹央ちゃんが くれたの』
「そういえば樹央は?」


『樹央ちゃんは たびにでているので
 るすのあいだ ぼくたちが このもりを まもっています』

「何か……、決められた台詞のようだな。(3回目)」


『樹央ちゃん どこにいったの?』
「さあ。
 燈台の洋燈が壊れたって言ってたから、博士の所かも。」


『ふうしゃのおかの かざみしゅとらーせ に すんでいる はかせ?』
「説明口調なのが気になるが、そうだな。
 折々ブログを更新しようとしていた痕跡はココにあるぞ。」




「コレとか」
Lisa





「コレとか?」
Snowball



『なにが いいたかったの このしゃしん』
「Ich weiβ nichit. さぁね。」


『じけんだね』
「そうか?」


『ちょっと Shokola たんてい して』
「探偵?
 樹央の事だから、どうせ解明できた所でくだらない事だぞ、多分。」



『できたら ぼくの おとしだま わけてあげるよ』
「それ、中身なんなの?」


『ちょこれーと!』
「よし、分かった。」




「1枚目は結構簡単。」
『ぼくは このえ みたことないよ』


「フランスの絵本『リサとガスパール』のリサが描かれた絵だろ。
 樹央がこの絵をわざわざ撮った理由は、
 撮影した時間で大体想像がつく。」



『いつだったの?』
「1月8日20時28分07秒」


『このあいだの らいぶのひ だね』
「そう。
 で、撮影している時間が夜の8時半。
 樹央の出番は、21時からだったから、出番前に撮った訳だ。」



『きんちょうかん ないね』
「それは 是非とも樹央に言ってくれ。」


『で?』
「出番直前は普通楽屋にいるだろ。」


『そうなの? がくやってなに、』
「あー……、色々説明が面倒だから今はツッコミ禁止。」


『きになったらとまれ って 樹央ちゃん いつもいってるよ』

「……楽屋は本番前に休んだり着替えたり準備したりする部屋。
 で、普通は皆、本番前はこの部屋にいるんだよ。」


『うん』
「つまり、この写真は楽屋で撮られた可能性が高い。」


『樹央ちゃんが よくいっている らいぶはうす なんだよね?』
「そう。
 そこが問題。というか答え。多分。」



『わかった!
 りさ を ぼくにしょうかいしようとしたんだ』


「お前は何処までも自分本位だな……。」


『ちがうの?』
「樹央のこれまでの注意散漫力から察するに、
【見つけた】んだよ」



『なにを?』
「この絵を。」


『Shokola なに いってるの』
「若しくは忘れてた。」


『なにを?』
「この絵を。」


『Shokolaのいっていることが わかんない。
 樹央ちゃん はやく かえってこないかなー』


「だから くだらない事だって言っただろ。
 楽屋にリサの絵が飾ってあって何故、と思ったんじゃないか。
 あの絵本が好きな人がスタッフの中にいるとか。」



『だったらなんなの?』
「お前、それ言ったら身も蓋もない……」


『樹央ちゃんが かえってきたら おしえてもらうよ』
「結局ソレか。じゃあ、チョコくれ。」


『もういちまい は?』
「こっちも説明すんの?
 ……こっちは写っているもの以上の情報は判らん。」



『これ おまんじゅう?』
「ふっ(笑) 樹央に言っとこ。」


『なにこれ』
「スノーボールクッキー。
 後ろに少し見えているマグカップから大きさ判別出来ないか?」


『ぼくのてのひらくらい かな』
「まぁその位だな。樹央はこのクッキーよく作るよな。」


『Shokolaは なんでしっているの!』
「お前は何で知らないの……、よく見るぞ。」


『くっきーだ って しっていたら もっとよくみてたよ』
「樹央はこのクッキーを、とある珈琲屋で知ったんだよ。
 ドイツの騎士の館をイメージしたカッコイイ珈琲屋だ。」



『じゃあ これは そのこーひーやさんの しゃしん?』
「いや。後ろに写っているマグカップは樹央のだから、家だろ。」


『じゃあ このしゃしんは なにが いいたいの?』
「これも撮った時間から察するに……」


『うん。』
「3時。」


『うん?』
「3時のおやつ。」







『えーーーー』
「不服そうだな。」


『そんなこと ぼくでもわかるよ。
 もっとだいじないみ が あるんじゃないの?』

「いや……分からんけど……、そんな所だと思うぞ。
 それこそ樹央が帰って来たら訊けば?」


『これは 樹央ちゃんのめいよ のために きくよ!』
「じゃあ、チョコ貰うぞ。」




『樹央ちゃん どこいったんだろうね。』
「明後日、樹央とKneipeに行くけど。」


『くないぺ?』
「ドイツの居酒屋。
 樹央は呑む為じゃなくて料理目的で行くみたいだが、俺はドイツビール呑むぞ。」



『なんで、ぼくはいかないの!』
「それも樹央に訊いてくれ。」


『ずるいよ、Shokola!
 ちょこ かえして!』

「もう食べたし。日本のチョコは旨いな。」


『ずるいよ ずるいよ!』

「留守番ヨロシクな。
 Tschueβ!」


このページのトップへ

『くまの つきみ』

        Kaoru und Schokola

今日は月が眩しかったので、
くま3匹(kaoruSchokola・やたけくま)でちょっと月見。


『らーらーらー♪ おつきさま うたってるよ』
「情緒も風流も無いな……」

『Schokola は おんぷが よめないから わからないかもしれないけど
 おつきさまは ら なんだよ』

「……? お前の言っている事が久し振りに解らん」

『よくみてよ うえから さんぼんめの せんのした に いるでしょ』
「あぁ……、電線を5線譜にたとえてるのか…
 いや、ちょっと待て、線は8本あるぞ?」


『ん?』
「高音と低音で10本というなら許そう。でも、あれは8本しかない。」

『うえだけみて』
「え?」

『うえだけ』
「うわー、こじつけだろ、それ。」

『したの2ほんは りょこうちゅう』
「強引だな……」

『ら でしょ?』
「でしょ、と言われてもな……所で樹央が後ろでカメラ向けてる」

おっと、見つかってしまった。
Schokola、楽譜が読めない割には、10本とか詳しいね。

「いや、読めるし」
『うそ!!』

「kaoruが勝手に読めないと思ってるだけ」
『いつ よめるようになったの!』

「生まれた時から。ドイツ生まれだし。」
『うそだ!』

あぁ、じゃあ、あの月は「ラ」じゃなくて、「A(アー)」と言った方が通じる?

「あ、Aって日本語でラっていうのか」
『ぼくは いっしょうけんめい べんきょうしたのに……』

まぁ、すんなりこなされちゃうとショックだね。
でも、あの月は、「ラ」だとウチも思うよ。

『そうでしょ、樹央ちゃん』

因みに、「ラ」って言うのは日本語じゃなくて、イタリア語。
日本語だと、「ハニホヘトイロハ の イ」だよ。

「今度は樹央の言ってる事が解らん」
『おかしいね』

オカシイと言われても、そういうものなんです……。


       歌う三日月


『おつきさま うたってるね』
「確かに、何か凹っとしてるな」

『らーらーらー♪』

このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

yatakekumi

Author:yatakekumi
*矢武久実<Kumi YATAKE>

物語を紡ぐシンガーソングライター

~♪Schedule♪~

*~~~~~~~~~*

◆07/06(Thu)@GRAPES KITASANDO(代々木・北参道)

◆08/25(Fri)@HIYOSHI Nap(日吉)


*~~~~~~~~~*


~♪Info♪~

★2016年11月30日 1st full album『das älteste librarium ―最古の図書館―』発売!

★箱庭音楽劇場謹製 箱庭豆本『青いばらの手紙』を販売中!

★2015年2月よりiTunes,amazonにて楽曲配信がスタート!
CD通販、ダウンロードはHPから可能です。

最新記事

カテゴリ

*お知らせ (99)
*徒然 (44)
*好きなものの話 (9)
*寫眞 (27)
*森ノ外カラ【携帯】 (25)
*音楽 (11)
*未分類 (3)
*くまぶろぐ (11)

リンク

最新コメント

燈台小屋に訪れた方

月別アーカイブ

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。