*森ノ中ノ燈台小屋カラ*

Singer Songwriter 矢武久実の日記

さきゆくはな

      桜の如き
       

一昨日、近所のスタジオ練習の帰りに、毎年恒例の梅見へ。

近所の天満宮に古くから小さな梅園があり、
ここ数年カメラを片手に楽しませて貰っています。

花見というと、桜と比較してしまうのですが、
私が棲んでいる町でも、毎年桜を見に来る人達で大層賑わいます。

もしかしたら毎年この時期に呟いているかもしれませんが、
吉野の桜は少し苦手。

正確には、花見の空気が苦手で、
花見=桜=染井吉野
という恐らく一般的な公式です。

桜の樹が日本人に好まれ、あらゆる場所に植えられ、
春の象徴となっただけで、
これが梅だったら、やはり自分は梅が苦手になっていたのだろうか、
と考えてみたり。


桜の花は、美しい。
それを楽しむ人の心も無くなって欲しくない。
とはいえ、
あのこんもり満開に花開いた桜の群れと花待ち人は、
圧巻であると同時に満腹に感じてしまう。

自分の目には眩しすぎて、何だか居た堪れない気持ちに心がざわついてしまうんですね。

ここ数年は昔ほどそんな気分にも苛まれなくて、
やっと自分も大人になってきたか(苦笑)と思っているのですが。


兎に角、
そんな気持ちがある所為か、
はたまた桜にばかり心を寄せていた事にようやく気付いたのか、

近年は「梅を見に行く」事を恒例にしています。



       haru no iro

今年は例年より遅い、と聞いてはいましたが、
2月末に見ごろのはずの梅も、
一昨日の3/6の時点でまだ、7分咲きほど。

梅の樹は高さが低い所が良いなぁと思います。

手が届く所に花が咲いていて、
その香りを存分に楽しむ事も出来る。

花に囲まれて歩いていると、
守られているような親近感。

      白梅





これも毎年恒例で、境内で飼われているニワトリ様たち。
ヒトに慣れ過ぎていて、絶対にカメラ目線で写ってくれます(笑)
20秒ほど、カメラ越しに見つめ合い……。

以前はカメラを向けただけで群で襲来してきました。

      交信中




梅にも種類が沢山あって、咲き頃も異なり奥が深いですね。
紅梅と白梅が隣接していると、空の中で混ざり合ってとても綺麗。

      これぞ紅白

今回はまだ白梅が蕾と半々。





      紅梅

こちらは花びらが面白い。
品種が全然判りません(非道)


梅を観に来る人の数も疎らで、何とも贅沢でした。


      咲く花 咲き行く花






恒例とは言ったものの、去年はそんな事も忘れていたのかもしれない。

何だかとても遠い夢の中の景色のようだけど、
最後に見た空虚と歌えない心がいつまでも生々しい。

もう1年経った

とは言えない長さがあったと思う。
けれど、この1年で進めた事はそれに及ばないとも思う。
その限り、伝えられる事もない。


なので、今やっているレコーディングを一つの区切りに。
完成した時にやっと、「進めた」と想える気がするのです。




振り返ると一寸落ち気味ですが、基本的に日常は暢気なものです。

長友の怪我に落ち込んだり。(注:サッカーの話です。)
近賀さんのいないなでしこにも心は遠退いてしまうし。(注:サッカーの話です。)
↑大好きな2大選手が揃って怪我療養中

……と、これも落ちてしまう話題だ(涙)

とはいえ、ピッチで勇姿を見せてくれる選手は、
怪我でもどんな状況でも、今の1分も努力しているのだと思わせてくれます。

動くのみ。


という訳で、心は月曜のライブへ。

今回の初の試みは、かねてからやってみたかった事で。
スクリーンのあるライブハウスでしか出来ない事なので、楽しみです。

明日(日付変わって今日)は、宮城の銘菓を買う為だけに池袋へ。
(ナマモノなので、帰りに寄り道が出来ないのです)

売っている事を……願うのですが……(危うい商品)
もしライブ当日のカウンターに、萩の月なり笹かまなり、馴染みのものが並んでいたら、

「駄目だったんだな」

と笑ってください(笑)
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コメント

花見

 私は花見が好きではありません。花を見ること
というより、それをネタに集まって飲み会を開いて、
どうかすると木を傷つけるようなことをして…
というのが好きになれないのです。
 元々、大人数で集まることが好きではないので、
少人数で、銘々の感動を持ちながら、黙々と
満開の花の下を通り抜けたりするのがいいなと
思います。後になって「さっきの花、どうだった」
と、お互いの感想を聞き合ってみたり。

 あと、賑わいを離れて、さみしい小道でふと
花が満開の木が一本ぽつんと立っているのも
いいなと思います。どちらかというと、こういう
ものに風情を感じます。
 満開の花を見るなら、お茶の水の駅から
対岸の木々を見るのも好きです。側に寄れない
ところにあるのがいいんです。

 と、とりとめないことを書いてしまいました。
久実さんはライブ会場のイメージしかないので、
花の写真を撮っている時って、どんな感じ
なんだろうと、ふと考えてしまいました。
…最後までまとまりがなく、すみません(謝)。

  • 2013/03/09(土) 09:03:53 |
  • URL |
  • M #RShMWp3I
  • [編集]

Re:

Mさん

そうですね、私もMさんの感覚に近いと思います。
勝手に敬遠している所もあって、実は花見というものに参加した事が無いのですが、
大体、親しい人たちと美味しいご飯を屋外で広げていたら、花を見る余裕はあまり無いんじゃないかなとも思います(^ ^;)←特に私は花も団子も好きなので(笑)
それはそれの楽しさがあると思いますけどね。

私の人生の中で、一番桜の賑わいに果敢に飛び込んだ思い出は、千鳥ヶ淵です(苦笑)
元々人混みが苦手なので結果は目に見えていましたが、そんな賑わいや苦心も含めて、東京の花見らしさなのかなと思いました。

その時期は中央線に乗っているだけでも、楽しめますよね。側に寄れない所……というのもよく解ります。
桜が咲いているのを見ると、改めてその数の多さに吃驚します。どうも、私はマイノリティに心を寄せてしまう癖があるので、桜が好きになり切れないのもそんな捻くれがあるのかもしれません。

写真を撮っている時は、かなり夢中になっているので、傍から見ると恥ずかしいかもしれません(笑)
喩えは荒いかもしれませんが、ハンティングに近い感覚です。割と貪欲です(~ ~;)

  • 2013/03/09(土) 23:02:17 |
  • URL |
  • yatakekumi #-
  • [編集]

3月11日

昨日は暑かった…一気に春を感じました。しかし花見に興味を持たない為に、未だに桜前線を把握していません。

過去に一度だけ、色気を出し一人で花見に出掛けましたが、通り抜ける程の早さで終いにした時「興味が無いんだな」と自覚しました。

どうしても桜を見ると言うより、それに集まる花見客の圧力にお腹が一杯になってしまいます。

自分はやはり冬が好きです。雪が好きです。もう冬が恋しいです。

昨日、花見とは逆で、名残の雪が見たくて北の方に山の方に走りました。しんしんと降る頃には惜しさも感じないのに、季節の折りに振り向いてしまうのは、やはりそう言う根性の持ち主なんだろうと感じます…


今日のlive、きっと2年目の追悼の意が込められた内容であるだろうと察します。

未だに復興が儘ならない現状には、様々な感情が混ざりますが、犠牲に遇われた方々を心から悼みます。
そして被災者の方々が少しずつでも前を向いて歩けます様に、心から願っています。

それとは変わり、今日のlive、矢武さんはどんな表現をするのだろうと又も色々想像しています(^^)
見に行けないのが滅茶苦茶残念ですが、素敵なliveになる様、長野から応援しています!

頑張って下さい!!

Re: 3月11日

Mi-Yaさん

コメント有難うございました*
ライブ前の少しナーバスな情況に読ませて頂き、とても力を貰いました。

有名どころの花見見物を楽しむ事は難しいですね。
私は家から離れた所に、勝手に想いを寄せている小さな公園の桜の樹があるのですが、
殆ど人にも邪魔されず、ゆっくりする事が出来ます。
なので、私にとっての花見はその場所へ行けたら満足なのですが、
この数年行っていなかったので、今年は会いに行けたら嬉しいです。

桜前線がニュースで話題にのぼる日本の気質は好きです。
花見でもお祭り騒ぎでも、人々が関心を寄せている限りは、まだ良いかと思いますね。偉そうですが(^ ^;)

そういえば今年、あまり雪と戯れられませんでした。
深瀬さんつながりの長野の方達から、毎日雪かきの話題など窺っていましたが、生活と共にあると大変ですよね。(私も仙台在住の時に経験しましたが……)

新しいCDには雪の歌(一寸哀しい歌ですが)も収録するので、機会をみて聴いて頂けたら嬉しいなと思います。

私も春を待つ冬が好きです。
欲張りなので四季それぞれ好きと言ってしまいますが。一番は秋ですかね(^ ^)


Mi-Yaさんもそろそろ環境が変わる時分でしょうか?
色々と大変かもしれませんが、変われるって良いなと最近特に感じます。
私も応援しています*


  • 2013/03/13(水) 03:13:44 |
  • URL |
  • yatakekumi #-
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*矢武久実<Kumi YATAKE>

物語を紡ぐシンガーソングライター

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