*森ノ中ノ燈台小屋カラ*

Singer Songwriter 矢武久実の日記

岡崎律子さんのこと

本題はのちほど。
先ずはこの間の四茶ライブの写真がupされていたので、頂いてきました。


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左から、アシタカアヤコさん・矢武・?meytelさん

またご一緒したいと思える素敵なお二人でした!





そして火曜は、かわさきFM。

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放送後にスタジオ前で。
左から、相原邦弘さん・矢武・DJ furahさん・けいさん(応援Dankeです!)


番組へ沢山のメッセージ・リクエスト有難うございました*
打ち合わせで全て紹介しましょう、という事になったので、それぞれにコメントさせて頂きました。
furahさんとは実はじっくり話すのは初めてでしたが、
そうとは思えない位、リラックスして話が出来たんじゃないかと思います(というか喋りすぎて反省しました)

特に花韮(はなにら)の件は、テンションの上がった様が垣間見られたんじゃないかと思います、
全くの素になった瞬間でした(笑)
furahさんの博識と人の捉え方の的確さに感動しつつ、
普段は会えない友人からもラジオ聴いたよ、という連絡を貰って、
ライブともCDとも違う感触のあった1日でした。

因みに演奏した『蒼イ森 雨ノ降ル』は、CDより良かった、という声をいくつか頂いて、
嬉しいような複雑な気持ちですが(苦笑)CDは4年前の自分だしな、と自己解釈。


5/18のラジオ高崎がどんな感じになるのか楽しみです。





そんな訳で本題。

少し前の日記に、カヴァーは苦手だけど、これからは影響を受けたシンガーソングライターの曲を歌っていくのも良いかと思えてきた、というような話を書きました。
そして、5/8の新大久保でのライブでひとまずそれを実践します、とも。


そんな事を書いたのには幾つかきっかけがあり。




過去の自分の文章をそのまま載せるのは非常に苦いものがあるのですが、
ひとまずこちらを。

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life is lovely

life
is
lovely.


と云った。ずっとそれを歌い続けた人だったのだと思う。

貴女の歌には闇がない、とか、甘すぎる、という評価を下し続ける業界人もいた。
 多くの人間に共感されたら、商売としての音楽は成功なのだろう。しかし、そうやって誰もが同じような歌を歌っていないか、という観も拭えない。
 一人の人間が一人だとは思っていないので、自分の中の何処かが、意思や好みを飛躍して新しい何かを求めていたりするのではないだろうか。
無償に還りたくなったり、何かをしてみたくなったり。

 失くしたものや 自分に無いものへの確信と危惧。
 あと、ほんの少しの想い出の為

 自分には引っ掛かったのだと言える。

 そういうものが、生きていく中で、たった一つでもあれば、それは大きな救いだと思う。信じて錯覚し続ける事も、愚かな事ではないのだろう。自分はつくづく幸せな人間なのだと思う。

(2007年5月5日)

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岡崎律子さんの話は友人の殆どにもしていない位で、此処に書くのも初めてです。

というか、好きなアーティストの話を殆どしていないと思います。
理由は、前に映画の話にも書きましたが、
一つを話したら、他も話さないと自分が許さないから。

好きなアーティスト、というのも沢山います。
誰が一番、という人もいないし、
そのアーティストだったらどの曲も好き、とも思えない。

なので、ライブ先で共演の方とは特にこんな話になるので、
好きな音楽家とかいますか、
という質問にいつも潔く答えられず、長々とアヤフヤな回答をしている。
(けれど自分も真っ先に共演の方にはこの質問をしてしまう。作り手として一番知りたい事なのだと思う)



言い訳じみた書き方をしていますが、
それを前口上に。


岡崎律子さんは私の好きなシンガーソングライターの一人です。
2004年5月5日に44歳で亡くなられました。

この方の名前を知っている人の殆どは、何かのアニメがきっかけではないでしょうか。
多くのアニメソングで、特に楽曲提供を沢山やられています。

私も漏れなく、大好きな漫画『フルーツバスケット』のアニメ主題歌がきっかけで、
そのままこのアニメのOP曲は、律子さんの一番の代表曲とされていると思います。





私はまずこの『フルーツバスケット』という作品が大好きで。
そこに律子さんの音楽もなくてはならないもので、
大地監督の細部までの演出と音楽の使い方も絶妙で。

触れたら壊れてしまうんじゃないか、という繊細なテーマを纏った作品に、
律子さんの儚げだけど強さを持った歌がとても嵌まっていました。
今でも大切な作品です。


それから、個人的な岡崎律子さんを追いかけるようになり、
過去のアルバムを遡ったり、
貴重だったインストアライブに勇気を出して横浜まで行ってみたり、
銀座の山野楽器のイベントで少しだけお話が出来たり。

そしてその一年後、新聞で訃報を知りました。


上記の過去の自分が書いた文章にもあるように、
岡崎律子さんの音楽は、特に当時の自分には甘く・考えが違うなと思う部分もあった。
ただ何より【声】が無二のもので、
その声で歌われる言葉が好きで、救われていた。



for RITZ


訃報の年の瀬に、
レコーディング途中だった最後のアルバムが、色々なミュージシャンの方の手で完成されて、
そこにははっきりと律子さんからの遺言というかメッセージが歌われていて。


私が音楽とはほど遠い場所で、人前で歌う事なんて真っ平御免だと思っていた当時、
この別れは、今自分が歌っているきっかけの少なくとも一つには違いないと思っています。




あれから10年。

この節目に話すきっかけを与えられたと思って、
律子さんの10周忌に近い5/8のライブで、カヴァーをしてみようと思いました。

そんな話を此処で暗に書いた直後、
天窓.comfortの10周年記念パーティで、律子さんの学生時代からの親友・堤真耶さんにお逢いしました。


堤さんが律子さんの曲を歌う活動を始められた事は知っていました。
そしてその拠点の一つが、.comfortだという事も。

ゆえに自分から会いに行く機会はいつでもあったのですが、
ずっと律子さんと1対1で向き合ってそれで良しとしていた世界だったので、
何となく足は向かず、でもきっといつかは会えると思うからその時に任せよう、
と思ってました。


ライブでカヴァーをしようと決心し、ブログで表明した直後のこの出逢いには
自分でも本当に不思議なものを感じました。


その時、端的に律子さんの事をお話させて頂いて、
後期が中心とはいえ、にわかファンではないのだと感じてくださり、
堤さんが主催される5月のトリビュートライブへ、呼んで頂ける事になりました。


公言しておきながらカヴァーに躊躇していた理由のもう一つは、
律子さんの歌は難しい、という事。

そこへ自分の好きな曲、という厄介な盲目が居座って、
どうにも自分で歌っても全然駄目。好きになれない。
というか、やっぱり律子さんの声だから良いのだ、
という結論(笑)


そんな訳で選曲にかなり苦心しつつ、2曲歌わせて頂く事になりました。
ご厚意でオリジナルも1曲。

本当はとても内々なイベントなので、こっそり歌って後日ご報告、
と思ったのですが、
まだ若干席があるそうなので、やんわり告知させて頂きます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【岡崎律子トリビュートライブ2014】

◆5月4日(日)
午後4時半開演(開場4時頃)
会場:月夜の仔猫3651(銀座8丁目)
http://www.asumi.com/
料金:3000円(1ドリンク付)
ゲスト:加藤恵子(エレナー)/millio/矢武久実

☆ご予約は直接お店(03-3573-3651)に
 お電話でお願いします。
 自由席ですがご入場はご予約の方からになります



イベント詳細
http://mixi.jp/view_event.pl?comm_id=4850&id=76092005&comment_count=0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


こちらのライブは、岡崎さんを知っている方に優先して来て頂きたいと思っていますので、
呼ばれているな、と感じた方がいらっしゃいましたら、
私のHPの方にメッセージ頂けると嬉しいです。



5/8の新大久保ライブも含めて、
カヴァーは律子さんへの音返しと思って歌いたいと思います。





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プロフィール

yatakekumi

Author:yatakekumi
*矢武久実<Kumi YATAKE>

物語を紡ぐシンガーソングライター

~♪Schedule♪~

*~~~~~~~~~*

◆10/22(Sun・昼)@GRAPES KITASANDO(代々木・北参道)
『旅する音楽の午餐会』
【出演】フルハシユミコ・竹内理恵・竹内武 / 深瀬人寛(from 長野) /矢武久実

◆11/25(Sat)@日吉Nap(横浜・日吉)
相原邦弘さんとのユニット出演


*~~~~~~~~~*


~♪Info♪~

★2016年11月30日 1st full album『das älteste librarium ―最古の図書館―』発売!

★箱庭音楽劇場謹製 箱庭豆本『青いばらの手紙』を販売中!

★2015年2月よりiTunes,amazonにて楽曲配信がスタート!
CD通販、ダウンロードはHPから可能です。

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