*森ノ中ノ燈台小屋カラ*

Singer Songwriter 矢武久実の日記

【映画】Robin Williams

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『グッドモーニング、ベトナム』 (1987)
『いまを生きる』 (1989)
『キャデラック・マン』 (1990)
『フック』 (1991)
『トイズ』 (1992)
『ミセス・ダウト』 (1993)
『ジュマンジ』 (1995)
『ジャック』 (1996)
『フラバー』 (1997)
『グッドウィル・ハンティング/旅立ち』 (1997)
『パッチアダムス トゥルー・ストーリー』 (1998)
『奇跡の輝き』 (1998)
『聖なる嘘つき / その名はジェイコブ』 (1999)
『アンドリュー NDR114』 (1999)
『A.I.』 (2001)
『ストーカー』 (2002)
『インソムニア』 (2002)
『RV』 (2006)
『ナイトミュージアム』 (2007)
『奇跡のシンフォニー』 (2007)






高校生の頃、ロビン・ウィリアムズ氏を通して、
映画の食わず嫌いを克服させて貰って、色んなジャンルを観るようになった。
ロビンの出演作は結構観たと思っていたけど
(レナードの朝は、きっと大好きだろうと思って、未だに手を出さずに取っておいてしまっている)
こうして並べてみると、少ない。


コメディアン出身であるけれど、彼のシリアスな演技や、
眉毛を下げ顔をくしゃっとして笑う顔がとても好きだった。
そして、関わった作品の幅の広さ、質の高さは、
私を映画の世界から遠ざけず、寧ろ招いてくれた大きな影響と言って間違いではない。

当時の私は友人と遊ぶ事よりも、
映画の世界から人生を学ぶ事に夢中だった。

本当に色々な事を教えて貰った。
映画の話はこの場所ですると書ききれないから、と書かずにいたけれど、
意識的にこれだけの作品に手を出させた俳優というのは彼だけなので、
ロビンの事は筆頭に書いていても良かったなと
今更になって思ったりもしている。




鬱病と報道されているけれど、
この数年、アルコール依存と闘っていたのも有名だった。
最終的な病名や死因が何であれ、
心の病気には違いない。

あんなに人を楽しませ、自分が楽しむ事に長けている人は中々いないと思っていた。
勿論、世界的な俳優としての彼しか知らず、
個人的な彼の顔は全く知らない。

それでもやっぱり、自殺という最後は、
映画を通して彼から教えて貰ったことをひっくり返されるくらいの、
辛辣な現実がある。

生きる事の素晴らしさをあんなにも教えてくれたじゃないか。
誰にも解り得ない、大きな苦悩と闘っていたのだとしても、
他の誰でもない、ロビンがそれに負けて欲しくなかった。



煙草もアルコールも、それ自体が悪いのではなく、
脆くなった心や体が欲した結果、人を蝕んでいくのだとは解っている。

それでも、
そうして別れを見送るのは、もう沢山。
煙草もアルコールも私は好きじゃない。
嗜みとして美学を求める世界は確かに共感出来る。

バーテンダーを目指す友人に色々連れられて、
本当に美しいバーや職人気質なバーテンダーの世界を教えて貰ったから、
味わい楽しむ世界は珈琲や紅茶や、言うなら音楽や芸術と何も変わらないと思っている。


同時にアルコールによって、人が変わっていく様は、
子どもの頃から不思議な違和感があったし、
そこに美しさがなかったから余計に私は酒の席が好きになれない。

逆に、諸々を嗜みながら、
言葉と料理とお酒を交わす席は、豊かさを与えてくれるもので、
特に自分の性質には合っているからそういう時間は好きだと知っている。
でもお酒はなくても全く構わない。

これに限らないけれど、全ては、行き過ぎずに自制出来るかどうか、というだけの話なのだと思う。


それが難しいからこうして命が削られていくのだろうけれど。
それが本当に難しい事なのかは、
経験の無い私には解らない。
こうして偉そうな事を言える立場ではないのかもしれない。

でも、
自分の事を先ず大切に出来なければ、
何も守れない。
愛せない。

もう沢山なのだ。



昨日のライブの事とか、今日の友人との楽しい時間とか
書きたい事はあるけれど、今日はこれだけ。



Thank you so much, Robin.
Rest in peace.

与えられたものは、生き続ける






【8/20 追記】

ロビンの奥様の声明により、
彼が禁酒をしていた事、
初期のパーキンソン病であった事が報道されました。

パーキンソン病は鬱病を併発させる事が多く、
自殺に発展してしまう例も多いそう。

http://www.cnn.co.jp/showbiz/35052389.html


生と死、
自殺というテーマは、中学生の頃から深く考えている。
あの頃ははっきりNoと言える人格だった。

けれど、
彼が苦しみ悩み選んでこの結論を出したのなら、
増して部外者の自分に何も言える事はないのかもしれない。


改めて、ご冥福を。

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*矢武久実<Kumi YATAKE>

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