*森ノ中ノ燈台小屋カラ*

Singer Songwriter 矢武久実の日記

『月読の森』に到るまで(花蝶ライブ有難うございました*)

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9/20 花蝶さんでのライブ、有難うございました。

ライブに大小はないという信念のもと、
それでも主催者さんやお店への責任もあって、
いつもより一寸大きめに告知のアナウンスをさせて頂きました。

来て頂きたい思いはいつのライブでも同じなんだけど、と思いつつ、
告知苦手な自分の不器用さともう何年も闘っております。


駆け込みで来て下さった方もいらっしゃって、
本当に有り難かったです。

朝まで諸々と闘っていた事が報われる、という点で、
(朝までやっていたのは己の都合だけど)
本当に足を運んで下さった方には感謝しきれません。

ライブの内容とインストCDとでお返しできていたらと思いつつ。

写真も撮って頂いたので、さらさらご報告します。
Oさん、Mさん、Rさん、写真提供有難うございます*



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意外やメインディッシュはビーフシチュー。






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*【9/20 Setlist】*

1,『微睡』
2,『water waltz』
3,『Loireag -水の精-』
4,オルガニート・詩「月読の森へ」
5,『月読の森』 (新曲)
6,『Yu sontie~輪廻~』
7,『はじまりの唄』





今年は、イベントに合わせて曲や詩を書く、という機会が多くて嬉しいです。
若しくは、そう思わせる空間だからこそ出来た、という事かもしれませんが。
そうでない限り、基本的にライブはお休み期間だったので余計ですね。


新曲『月読の森』(つきよみのもり)は、
ピアノと歌が共存して主体になったらいいなと思い、
これまでもこんな曲は作っているのですが、作り上げて発表したのは今回が初めてでした。


アレンジは流れで、
歌詞はライブで間違った言葉が現在本採用(間違った、と気付きながら、いやこれだ、と思う一瞬(苦笑))
今後も変容しつつ体に浸透していくと思いますが、
この日の演奏は、この日生きていたすべて、という事で、
失敗も未完成も見届けて貰えていたらと願うばかりです。


この曲のために、
参考になるかは分からないけれど、和の世界に浸るため、
小倉百人一首の全編と、西行や芭蕉や蕪村、近年では正岡子規と寄り道に宮沢賢治(で、近世に戻りすぎだと気付きまた遡る)など、
主に短歌と俳句にヒントを求めてました。

前々から、短歌や俳句を歌に使いたい、という思いがあったものの、
結局、今回の曲で、元々の自分のイメージと実を結んだのは、

【さやかなる 鷲の高嶺の 雲居より 影やはらぐる 月読の森】
【もろともに われをも具して 散りね花 うき世をいとふ 心ある身ぞ】

の2編、どちらも西行さんでした。


ただ、これを、そのまま歌にしようと思うと、
上の短歌を視覚的に読んでも、古典に秀でている人でなければ、
どんな思いの歌なのか瞬間で理解する事は難しいので、
結局、歌詞にすると更に難しいということになる。

これまでも、自分の曲では、古語や旧漢字の葛藤というものがあり、
歌詞として伝わる程度に説明できていて、なお現在使われない言葉も織り交ぜたい、
という闘いを水面下でやっています。

学生時代にルビ漢字やキーワードを盛り込み過ぎた曲を作って、
師匠や皆が「難しすぎる」と言ってくれたおかげで、この闘いが始まった訳ですが(苦笑)
(私は秘かに今でもその歌詞はちょっといじれば採用出来ると思っているけれど、メロディーがイマイチなのでお蔵入り)

そしてこんな事は、歌詞カードを見つつ聴いて貰える環境でやっと見えてくる拘りなので、
ライブにはあまり関係ないのかもしれませんが。


本当に伝えるべき所がシンプルに入っていたら良いなと思います。
ようやく【月】がモチーフである曲と(一年越しの課題)
【嘆き】が歌えた事、
歌詞に【殺めさせる】という言葉が遣えた事、

新しい語彙が増えていく喜びを感じつつ、
月読みは、月の神、つまりツクヨミノミコトの事なのですが、
そのモチーフを知らなければ、
歌詞の世界観は和(日本神話)に限定していないと思うのです。
(知らない歌詞の話で長々とすみません(笑))

すべての生き物が集う月読の森、というのも創作で、
(ただし、月読の森・月読宮、は伊勢に実在)
場所や時代や国を限定させる固有名詞を避ける事により、
人によっては外国の森をも発想出来たら面白いなと思っています。


また、次の機会があったらそんな事も隅に置きつつ聴いて頂けたら嬉しいです。




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豪華な楽屋。
楽屋、共演者の皆さん、それぞれ別の趣向を凝らした楽屋だったそうで。
私は下見の時に良いなと思っていたこのゴシックな洋間だったので喜びました。
ちょっと、カメラで遊びました。

普段のお店営業時は、個室として予約出来るそうです。






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『Preludes.3』
(4曲収録)

mixに手間取ってしまいました。
納得の言った状態でお渡し出来なかったのが残念ですが、
先に長々と語った、『月読の森』もピアノ版として入ってます。
あと古い唄ですが『微睡』(まどろみ)も入れました。
+純粋なインスト新曲が2曲。

これまでのインストシリーズとは少し違う雰囲気になったかもわかりませんが、
これも2015年現在の自分がセレクトした、という事を大切にしたいと思います。

そしてやはり作ったからには聴いて頂きたい、という事で、
第一在庫が尽きるまでは、物販等何かご購入して下さった方にお渡ししていこうと思います。




そんな訳で、次回のライブ!



2015/10/28(Wed)@恵比寿天窓.switch

音楽家達の晩餐会~』

◆18:30 / 19:00 Open / Start
◆【出演】橋爪もも / 香月 / 向江陽子 / 野坂ひかり / 矢武久実 (順不同)
◆【Ticket】¥2,000 + 1Drink(前売・当日共)

恵比寿天窓.switchがお送りする深淵なクラシカルイベント『音楽家達の晩餐会』。
矢武久実がライブ活動初期に試みつつ封印していた、MC無しの物語公演・箱庭音楽劇場を復活させた本イベント、今年3度目の出演です。

今回も『芸術』と『薔薇』が鏤められたステージ。
1月のダンスとのコラボ、5月の10分弱に及ぶ創作朗読、さて今回の試みや如何に。

当日限りの内容と演出、初のCD以外のグッズもご用意してお待ちしております。
どうぞお楽しみに。

◆恵比寿天窓.switch
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887





またまた呼んで頂きましたこの企画*(こんなに喜ぶ出演者もいないのだろう)

前回の5月からこのライブの為に微々と頭を動かしておりました。
9月の開催予定から10月に私の我儘で延ばして頂いたのは、準備のため。

封印していた箱庭音楽劇場として展開出来る事が本当に嬉しく。
今回も、薔薇の花びらがステージ上にとんでもなく埋め尽くされそうなので、
ダンスのRIEさんとのコラボは泣く泣く断念しましたが、

今回の新しい試みの一つは、物販なのであります!(笑)



という事で、詳細はまた後日。



Kaoru und Schokola

皆様、良いお月見を*

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プロフィール

yatakekumi

Author:yatakekumi
*矢武久実<Kumi YATAKE>

物語を紡ぐシンガーソングライター

~♪Schedule♪~

*~~~~~~~~~*

◆08/25(Fri)@HIYOSHI Nap(日吉)

◆09/27(Wed)@GRAPES KITASANDO(代々木・北参道)

*~~~~~~~~~*


~♪Info♪~

★2016年11月30日 1st full album『das älteste librarium ―最古の図書館―』発売!

★箱庭音楽劇場謹製 箱庭豆本『青いばらの手紙』を販売中!

★2015年2月よりiTunes,amazonにて楽曲配信がスタート!
CD通販、ダウンロードはHPから可能です。

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