*森ノ中ノ燈台小屋カラ*

Singer Songwriter 矢武久実の日記

5/6@GRAPES KITASANDO merci !

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ブログを書かぬ間に話題だけは溜まっていきタイミングを逃しつつ。

下書きに留まり公開していないものが色々あるので、
時事に気を取られず、更新していきたいと思っている今日この頃。


そんなことをのたまいつつも、次のライブが迫ってきているので、
何はともあれ、5/6のライブ報告を。
前半はライブ直後に書いていたものなので、自分でも新鮮であります。





GRAPES KITASANDO ご来場ありがとうございました*

半年振り、初めての会場でのライブでしたが、
気心の知れたPAさんが始められたお店なので、既視感のある空気が漂っていました。


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更に黄昏さんがアナウンスしてくれていましたが、
一週間前に夜道のトラップで転倒し、両ひざの捻挫と打撲で安静にしていたので、
その情況が一番いつもとは違う所でした。


前回の記事でfacebookページとのリンクがうまく出来ていなかったようで、
(最初は出来ていたのですが、fbの方に問題があるようです)
<箱庭音楽劇場管理局>
facebookをやられていない方でも、閲覧でき(るはず)です。



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(写真提供ありがとうございます)

日本に2台しか存在しない、1921年製のSTEINWAY & SONSのModel O。
世界3台ピアノメーカーの一つ、スタインウェイ社のピアノは、
コンサートホールで活躍するような、色々な意味で日常では出逢えないピアノ。

今迄、ライブハウスでの活動では、相性のよいピアノに出逢えていませんでしたが、
スタインウェイだとか、日本に2台しかない、という事に関係なく、
今の所、このピアノが初めてそう思えたピアノです。
(因みにライブに関係なく、これまでで弾き心地と音響が素晴らしかったのは、
東大和市民会館ハミングホールのこれまたスタインウェイ。
各地、大ホールにあるフルコンサートピアノは最近はスタインウェイが多いようですね)



これまで、相性が良い、という意味を体感出来ずにいましたが、

「違和感」「問題」がなく、「応えて」くれる

基本のような注文かもしれませんが、中々それが満たされず。
しかし、通常、生のピアノでさえ贅沢な身分としては、
こちらの腕に問題がある事も尤もで、文句を言える立場でもないのですが。。。

そして、ピアノとの相性は、これまでの共演者の方とも散々話してきたことで、
人によって全く一致しない、という事が判っているので、
あくまでも私の場合の話です。

ただ、乾燥しきりの冬でもないのに鳴りの大きさにびっくり。
反して、繊細な音は繊細にしっかり響くのでその事に感動しました。



という訳で、セットリストの1曲目にインストを用意したのは、
スタインウェイを意識しての事でした。



~~~~~~~~~~~~~
*5/6【Setlist】*

1, 『afternoon』(Instrumental.初披露)インストCDシリーズ「Preludes. 3」収録
2, 『蒼イ森 雨ノ降ル』
3, 『灰色MÄRCHEN』
4, 『La Valse d’Amelie』(cover)music by YannTiersen
5, 『月読の森』
6, 『Yu sontie~輪廻~』
7, 【映像】『光』



インストCDは、曲が未完なものも収録しているので、
タイトルがあったりなかったりするため、明記していません。
今回演奏した『afternoon』は仮タイトルをそのまま採用しましたが、
仮タイトルを付けるまでのタイトルは、
『レードソ』
でした。
(文字通り、右手がずっとレードソを繰り返す曲なので(笑))

イメージがほぼ出来上がっているもの意外のタイトルは、
自分が思い出せるための名前の方がいいのでこんなものばかり。


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年に一度の予約特典インストCD「Preludes. 4」
4枚目という事で、これまで16曲収録した事になります。

インストといえど、
自分の中では、歌モノの新曲候補だったり、お蔵入りになったものだったり、
純粋にインストとしての曲だったり、様々です。

年々、がっしりと音を作りこまず演奏時の流れで一発録り、
今回に至っては1~2テイクしか録っていないので、
本人も既に記憶が薄い。
今、これを書きながら改めて聴いておりますが、
とても新鮮です(笑)




CIMG8619-polaneuneu.jpg
http://www.albatros-film.com/movie/amelie/


そして、版権諸々でこのブログが消されないことを祈りつつ上の写真を挙げますが、
(ポストカードブックより撮影)
今回、会場がフレンチレストランという事で、
勝手にフランスをテーマに。

好きなフランス映画は数あれど、
音楽、そしてGRAPESのお店の内装の雰囲気からすぐに思いついたのが、

『アメリ』(2001年、フランス)

【※追記】公開年に誤りがあったので訂正しました。

この映画を初めて観た時(ちょうど10年位前)は、
OP(アメリの幼少期)の数分のノスタルジックな音楽と映像で高揚し、
それだけで既にこの映画に出逢えてよかった、と思いましたが、
本編中の音楽やパリの街の切り取り方、小道具、映像の色の深さにもときめき、
ストーリーもフランス映画にしてはキャッチー(注:褒め言葉です)にハッピーなもので、
日本でも稀にヒットした作品だそう。


音楽を担当しているのが、
フランスのアコーディオン奏者(が本業と思われますが、ピアノも歌もオーケストレーションも何でもござれ、に見える)
Yann Tiersen(ヤン・ティルセン)

この方の他の楽曲を聴くと、
あくまでアメリのサントラは、アメリのサントラのために作られた、という感があり、
(もともと、あまりサントラを書かない人らしく、その意味でもアメリのサントラは奇跡と言いたい)
私はこの人の来日を待っている訳ですが、
中々やってきてはくれません。



因みに、上の写真にもある、アメリの部屋に飾ってある動物の絵や豚のライトスタンドなどは、
私の好きなドイツ人画家(絵本や児童文学の挿絵の一方・オペラの舞台美術なども手掛ける)、
Michael Sowa(ミヒャエル・ゾーヴァ)さんの絵によるもので、
劇中では短い登場ですがそれらが動いたり、アメリに話しかけたりします。

厳密にはSowaさんの挿絵と作家Axel Hackeさんのコンビの作品が好きなので、
またこれも機会があった時に書きたいですね。



話が逸れましたが、
今回のライブでは、『アメリのワルツ』を、
オルガニートを回しながらピアノ、
という今迄やりたくて出来なかった挑戦がようやく出来、自己満足。
(これもオルガニート慣れしているPAさんのおかげです)

しかし、今回のシートが永久再生出来るようにシートのつなぎ目をくっつけて輪にしていたため、
オルガニートのシートがリハーサル後のまま、
中途半端な箇所で止まっていたのに気付かず本番回してしまい、
中途半端な箇所から始まるという衝撃。
構成が本来とはずれてしまいましたが、
アメリのワルツはシンプルなフレーズの繰り返しなので、
まだ救われました。


というのも、
シートを逆にセットしたのに気付かず本番を向かえ、
一度セットすると再生しきるまで取り外せないため、
ライブ中にお客さんに待っていただく、(急いで不協和音の逆再生)
という失態よりは俄然マシなミスなのです。(自ら遠い過去の傷をえぐる)

どちらも初めての場所だったり初めての経験だったので、
やはり緊張感というものは現れるのだなと痛感。
慣れた場所は気を抜きすぎなのかもしれない。
進化はこんな所でこそ必要なのかもしれない。



映像付きの『光』は、
やはり春の花達を集めた映像なので、この時期にやりたい思いがあります。

今回のライブにあたり、映像の中の花の写真を一枚だけ入れ替えました。

現代では春の花(木)の代名詞のような、「桜」の写真がこれまでなかったのですが、
(代わりではないけれど、梅の比率が高い)
この春、仙台・石巻への旅で、
一番の目的だった石ノ森萬画館は、石巻湾に注ぐ旧北上川の中洲に建っており、
東日本大震災ですべて津波に呑みこまれた場所。
(この旅の記事も近く載せます)

その場所に桜が咲いていました。
私が訪れた時が、ちょうどあちらではお花見の時期で、
行き・帰りの道中の福島県でも、列車の車窓から満開の桜並木を眺めてきました。

自分の中の感覚として、
一度世に放ったものを安易に変更したくないのですが、
今回のスクリーン上映のために、あらためて映像を見直した時、
そして、この春の仙台への旅と石巻の桜を見ていた時の自分の心情を重ねると、
『光』という曲に自分自身が励まされる思いがして、
その思いも映像に入れたくなりました。

とはいえ、他の写真と同じように数秒しか映らないので、
今後、気付いた方はそんな事もちょっと思い出して頂けたら。




さてさて、そんな訳で、
新譜だのレコ発だの待っていたらいつまでもまた浮上してこないので、
そして、またそういうタイミングで色々と声を掛けて頂く不思議。

8月までの予定が決まりました。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2016/06/04(Sat)@GRAPES KITASANDO(北参道・代々木)

『GRAPES KITASANDO presents *SOLEIL*』
◆11:30/12:00 Open / Start
◆【出演】北村瞳(Pf,Vo) / 矢武久実(Pf,Vo)
◆【Charge】¥2,000(+ランチプレート¥1,000、もしくは1ドリンク&1スナック¥1,000)
1プレート付き2マンライブ。
30分1ステージを北村瞳さんと交互に、途中お食事休憩を挟み、更に1ステージずつという
2部形式でお届けします。
セットリストは1部と2部で異なりますので、ライブ2本分を1度にお楽しみ頂けます。
新旧入り混じりの万華鏡のような構成と、
矢武が苦手とするランチライブへの挑戦をどうぞお楽しみください。



2016/07/22(Fri)@GRAPES KITASANDO(北参道・代々木)

◆18:00/19:00 Open / Start
◆【出演】矢武久実(Pf,Vo) and more...
2013年より天窓.comfortにて度々出演していた『深々』シリーズがGRAPES KITASANDOにて復活します。
映像とのコラボやピアノ曲、矢武久実のライブ音響を数多く作り出してきた音響エンジニアの方との細かな音作りなど、
アーティスティックな面を重視したライブは、CDでは再現出来ない『深々』ならではの醍醐味があります。
レコ発を控えた都内最後のライブ、現在最新の矢武の音楽を聴きたい方は是非ご来場下さい。



2016/08/12(Fri)@Five Pennies(長野県岡谷市)

◆【出演】小林未郁(東京) / 矢武久実(東京) and more...
長野県岡谷市にあるグランドピアノを擁したライブハウス「Five Pennies」。
2013年以来、再び同会場にて小林未郁さんと共演させて頂きます。
2年振りとなる長野でのライブ、どうぞお楽しみに。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


それぞれみな、趣が異なるのでセットリストも変わると思いますが、
直近の6/4ランチライブは、
敬遠していた昼&2ステージ、
という二重苦、いや、貴重なライブです。

言ってしまえば、30分のライブを2本やるので、
そこにGRAPESさんのランチが付くのはとてもお得だと、
自分の事とはいえ当社比断言出来ます。


そしてたった今気付きましたが、
2マンライブ、初めてやらせて頂きます。
北村瞳さんとは初めまして、ですが、お名前だけはよく拝見していて、
GRAPESさんの方から、この2人でのイベントが観てみたい、と熱く推して頂いたので、
私もとても楽しみにしています。

気付けば2週間を切っておりますが、
是非、足を運んで頂けたら嬉しいです。




久し振りに長い記事になりました(苦笑)
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

告知ばかりにならず、個人的にはブログカテゴリーの
【好きなものの話】
を増やしていきたいとずっと思っているので、
唐突にそんな記事がこれからは現れていくと思います。

このブログの初志はそこにあったはずなので。



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yatakekumi

Author:yatakekumi
*矢武久実<Kumi YATAKE>

物語を紡ぐシンガーソングライター

~♪Schedule♪~

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◆08/25(Fri)@HIYOSHI Nap(日吉)

◆09/27(Wed)@GRAPES KITASANDO(代々木・北参道)

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~♪Info♪~

★2016年11月30日 1st full album『das älteste librarium ―最古の図書館―』発売!

★箱庭音楽劇場謹製 箱庭豆本『青いばらの手紙』を販売中!

★2015年2月よりiTunes,amazonにて楽曲配信がスタート!
CD通販、ダウンロードはHPから可能です。

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